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2018年1月25日 更新

こんにちはnico
管理栄養士の花田です。

今日1月25日は「左遷の日」です。
901(延喜元)年のこの日、右大臣・菅原道真が醍醐天皇によって九州の大宰府に左遷されたことに由来します。

「学問の神様」として知られる菅原道真ですが、その才能ゆえに、左大臣・藤原時平から妬まれ、策略にはめられます。
「道真は国家の政治を私物化している」と時平から何度も聞かされた醍醐天皇は、道真を逆臣と思いこみ、太宰権帥に左遷し、筑紫国に流罪とすることを決めました。

道真が都を旅立つ日、自邸の庭に咲いている梅を見て、
東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじ無しとて春を忘るな
と詠んだのは有名です。
そして、その梅が道真を慕って、都から太宰府の道真邸まで飛んで行き、そこに根づいたという「飛梅伝説」も残っています。

各地の天満宮の社紋には梅に関係した紋が使われていますが、それは、道真が梅の花flower2をこよなく愛した所以だとのことです。

さて、梅と言えば、梅干しや梅酒など、現代の食生活にも彩りを添えてくれる食材です。
「青梅を生で食べてはいけない」とよく言われますが、それはアミグダリンという毒素が含まれているからです。
アミグダリンを一度に大量にとると、頭痛、めまい、悪心、嘔吐などの中毒症状を起こし、場合によっては痙攣や呼吸困難になり、死に至ることもあります。
梅干しや梅酒などの梅の果肉は、加工の過程でアミグダリンが分解されるので食べても大丈夫ですが、種子の中の仁に存在するアミグダリンは高濃度なので、注意が必要です。
昨年末、農林水産省が「ビワの種子の粉末は食べないようにしましょう」と注意喚起しましたが、ビワにもアミグダリンが含まれています。

この他、アンズモモの仁にもアミグダリンが含まれています。
これらはアミグダリンを漢方生薬の薬効成分として、杏仁(キョウニン)桃仁(トウニン)という名称で、去痰・鎮咳などの用途に利用されます。

薬と毒は紙一重です。
天皇にとっては薬であったはずの道真公が、毒として遠ざけられてしまったのは、梅のアミグダリンと無関係ではなかったのかもしれませんねuun

 

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