クリニックBlog

2018年7月26日 更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

前回は、血圧に関係するミネラルとしてカリウムのお話をしましたが、カルシウムの不足も高血圧の原因になることが分かっています。

カルシウムと言えば骨や歯のイメージが強いですが、血液中や細胞内にも存在していて、神経の情報伝達や筋肉の収縮など、生命を維持するために重要な役割を担っています。
このため、カルシウムが不足すると、骨のカルシウムを溶出させ、血液中に送り出すことで、血中カルシウム濃度を一定に保とうとします。
カルシウムの摂取不足が続き、慢性化すると、この働きがさらに活発化し、逆に血液中のカルシウムが過剰になってしまいます。
過剰になったカルシウムは、血管や脳、内臓などの骨以外の臓器に入り込んで沈着し、様々な影響を与えます。
このように、カルシウムの不足が、かえってカルシウムの過剰を引き起こし、体内に蓄積する現象を「カルシウム・パラドックス(逆説)」といいます。

カルシウムが血管壁にたまると、石灰化して硬くなり、動脈硬化を起こします。
動脈硬化によって血液の流れが悪くなるので、心臓はより強い力で血液を送り出そうとし、その結果、血圧が上昇し、高血圧になりやすいのですen
心臓の冠動脈が石灰化することも多く、心筋梗塞や狭心症の原因ともなりますshun

カルシウムは、乳製品や小魚、海藻、木綿豆腐などに多く含まれます。

サプリメントなどでカルシウムを補うのも一つの方法ですが、過剰摂取になると逆効果なので、1日の摂取量を必ず守るようにしましょう。

また、カルシウムの吸収にはビタミンDが必要ですが、ビタミンDは魚類やきのこに多く含まれます。
煮干しやジャコなどの小魚は、いずれの栄養素も豊富に含むのでおすすめです。
牛乳には、カルシウムの吸収を促進するカゼインホスホペプチドが含まれています。
逆に、喫煙や飲酒、カフェインの大量摂取はカルシウムの吸収を阻害すると言われます。
血圧が気になる方は、塩分、カリウム、カルシウムなどの摂取状況をはじめ、生活習慣全般を見直してみてくださいねnico

≪栄養カウンセリング≫ 
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