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BLOG

栄養カウンセリング室より

妊活食べ物Q&A 菜食主義

こんにちは
春木レディースクリニック管理栄養士の花田です。

栄養カウンセリングでは患者様から多くのご質問・ご相談をお受けします。
このブログでも「妊活食べ物Q&A」としてお伝えしていきます。

Q.妻が動物性の食品を食べないのですが、栄養不足にならないか心配です。妊活中はどんなことに気を付けたらいいですか?

A.「動物性の食品を食べない」とのことですが、肉や魚などが苦手で食べられないということでしょうか。
そうではなく、ベジタリアンやヴィーガンの実践者でいらっしゃるなら、ご本人が信念をお持ちで、リスクも承知の上でお食事を工夫されていることと思われます。
いずれにせよ、パートナーとしてはご心配ですね😟

動物性の食品を摂らない場合に不足しやすい栄養素を挙げてみましょう。

●たんぱく質
人間にとっては、植物性の食品よりも動物性の食品のたんぱく質の方がアミノ酸組成として優れています。肉や魚、卵などが良いとされるのはこれが理由です。
植物性の食品のうち、たんぱく質の栄養価が高いのは大豆です。最近は大豆ミートを用いた食品も多く見られますが、大豆にはイソフラボンが含まれているので妊活・妊娠中は摂りすぎに注意しましょう。 詳しくはこちらに

●鉄
鉄は、動物性の食品ではレバーや牛肉、魚の血合い部分にヘム鉄として多く含まれています。
植物性の食品ではほうれん草や小松菜、ひじきなどに多いですが、これらは非ヘム鉄で吸収率は低めです。非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高まるので、食材の組み合わせを工夫してみましょう。


●カルシウム
カルシウムは、牛乳・乳製品や小魚に多く含まれ、特に牛乳のカルシウムは吸収率が高めです。
植物性の食品では海藻や小松菜、豆腐などに比較的多く含まれるので、日常的に摂るようにしましょう。ただし、昆布にはヨウ素も多いので摂りすぎには注意してください。 詳しくはこちらに


●ビタミンB12
不足すると悪性貧血のリスクが高まります。ビタミンB12は主に動物性の食品に含まれ、植物性の食品にはあまり含まれませんが、海苔には多いので適度に食べるようにしましょう。

●オメガ3脂肪酸
魚油にはDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が含まれます。これらは人の体内で合成できない必須脂肪酸です。同じオメガ3脂肪酸であるαリノレン酸を摂取することで体内での変換が期待できるので、亜麻仁油やエゴマ油、クルミなどの植物由来の油を利用しましょう。


この他、ビタミンD亜鉛なども植物性の食品だけでは不足しやすい栄養素です。
そのため、ベジタリアンやヴィーガンの実践者の中にはサプリメントで栄養素を補っている方もいらっしゃるようです。

一般的なサプリメントのカプセルの原料はゼラチン(動物由来)ですが、ベジタリアンやヴィーガン向けには主にでんぷん由来のカプセルが使われています。
また、宗教的な理由で特定の食品を避けなければならない人、たとえばイスラム教徒の方に向けてはハラール認証を取得したサプリメントも販売されています。


食べることは生きることであり、食べ物に対する考え方は、その人の生き方そのものに通じる部分があります。
ぜひご夫婦で話し合い、食事を工夫し、健康な生活をお送りくださいね💕



≪栄養カウンセリング≫

日時:水曜 14:30~、15:30~
料金:無料(44歳以上の患者様は有料となります)


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春木レディースクリニック
管理栄養士 花田

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