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学会参加報告

第24回日本不妊カウンセリング学会学術集会に
参加しました

こんにちは。

若葉が初夏の日差しに輝く季節となりました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。


さて、2025年5月18日(日)に、
東京都の日本教育会館にて開催されました、
第24回 日本不妊カウンセリング学会•学術集会に
参加してまいりましたので、ご報告させていただきます。

今回は【未来を見据えるプレコンセプションケア】をテーマに、
約8時間にわたり多くの発表が行われました。

一部ではございますが、皆さまにも共有させていただきます。

 

不妊治療専門クリニックにおける電話問い合わせの実態調查

看護師宛の電話問い合わせについての調査報告がありました。

問い合わせが多い治療内容や問い合わせの内容等、
患者様の不安なお気持ちに寄り添う配慮について改めて学ぶことが出来ました。

 

兵庫県内のがん・生殖医療施設としての4つの取り組みについて

がん治療を受ける患者様への妊孕性温存治療について、妊孕性温存施設の認定を受けた施設内で行われた取組みが紹介されました。専門チームによる継続的な活動や、症例を通じた勉強会の実施など、患者様を安心してお迎えするための体制づくりが印象的でした。
当院でも認定に向けた体制整備を進めており、今後もこうした事例を参考に、より安心してご利用いただける環境づくりに取り組んでまいります。

 

・プレコンセプションケアと卵子凍結~地方自治体での経験から~
近代社会では男女問わず仕事をすることが求められるため、学業やキャリアアップを行う20代から30代前半が生殖可能年齢と重なってしまい、特に妊孕性が年齢の影響を受けやすい女性は、仕事か妊娠かの二択に迫られることになります。
地方自治体での卵子凍結プロジェクトの経験のお話から、社会に対するプレコンセプションケアの必要性を学ぶことができました。

・プレコンセプションケアセミナーを開催して

プレコンセプションケアは専門家の中では浸透しつつありますが、一般の認知度はまだまだ低いように思われます。「性に関する知識の不足、誤情報」に起因する健康不安や不適切な行動に遭遇する機会が少なくなく、啓発の機会として開催されたセミナーの実践報告が紹介されました。
セミナーの受講者数は3名と限られておりましたが、

「性のことについて、妊娠のことなどについて、ホルモンのことについて」の内容が良かった点にあげられており、「ピルの種類や飲み方」「基礎体温の読み方」などの質問も多かったようです。

 現状、日本では「性教育」「プレコンセプションケア」などについての学ぶ機会が少ないためそういった場が増え浸透し、また、自己的に出席できるような環境が整えていけばいいなと思いました。

 当院では、2024年9月からプレコンセプションケア検診を実施しています。

ご自身の健康や将来の妊娠に備えたケアをお考えの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

プレコンセプションケア検診を開始します

 

健やかな妊娠を望むためには、妊娠前からのプレコンセプションケアはとても重要な意味が
あります。しかし、学校での性教育も狭い範囲の知識であり、日々自らの夢に向かって忙しい状況では、妊孕性について若年から自分ごとと考えるのはなかなか難しいというのも実際のところかもしれません。今回の学術集会を通じて、将来妊娠を望む方々が出来るだけ早く自分ごとと思えるような「プレコンセプションケアへの小さなきっかけ」を示せるよう日々思考し、機会あれば実践していきたいと切に思いました。

 

今後も、スタッフ一同、
少しでも患者様の支えとなれるよう日々精進してまいります。

ご不明点やご不安点等ございましたら、
お気軽にお声掛けくださいね。

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春木レディースクリニック


培養部 松本
看護部 山口・山﨑・呉山
カウンセラー 濵口
受付部 屋麻戸・松山
管理部 橋本・冨田

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