皆さんこんにちは。

秋晴れの日が続き、気持ちのいい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしですか。

この度、第22回日本生殖看護学会学術集会にスタッフ２名が参加してまいりました。

トランスジェンダーや卵子提供、里親への意思決定についてなど幅広い分野での発表が
ありました。 
今回のブログでは、講演の中で特に印象に残った1題を紹介いたします。

「無精子症発覚直後の患者夫婦が医療機関に求める支援」

無精子症の診断結果は、不妊治療施設などの医療機関で告げられることが多いですが、
その後の選択肢に関する具体的な情報提供や、今後の治療方針について相談できる場所が
不足しており、同様の経験を持つ当事者同士が交流できる場も限られています。
こうした背景から、医療機関と当事者団体が連携して支援体制を構築することが求められます。

また、無精子症の患者は、第三者からの精子提供により子どもを授かった後も、自身の無精子症は解決されず継続的に向き合う課題として存在します。そのため、発覚直後から夫婦がともに不妊の受容や話し合いを進めていくことが重要となります。

今回の講演で得た知識を、今後の業務や患者様対応へ活かしてまいります。

秋の深まりとともに寒さが増し体調を崩しやすい時期となりました。どうぞご自愛くださいませ。

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