こんにちは。

風薫るさわやかな季節となりましたが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

この度、第5１回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座を
当院のスタッフ6名が受講しました。

今回の養成講座も、
カウンセリングとケアの基礎・生殖医療の基礎知識・明日の生殖医療を学ぶ
といった様々なプログラムの講演が行われました。

「世界と日本の生殖医療の現状」の講座では、

Covid-19パンデミックやウクライナ戦争が
世界の生殖医療へどのような影響を及ぼしたかというお話がありました。
特にウクライナは代理懐胎のための主な渡航先のひとつであったため、
戦争により諸外国から渡航治療するカップルが減っただけでなく、
預けていた凍結卵子、凍結胚等の国外への移送が困難となったそうです。
現在は、男女兵士に無償で精子・卵子の凍結を
提供していることとなったとのことでした。

「男性不妊患者のカウンセリング」の講座では、

妊活カウンセリングに大切なこと、
心構えを再認識することができました。
当院でも男性不妊外来が開始し、不妊治療はご夫婦お二人の治療である為、
それぞれに寄り添った対応が必要となる事を学びました。

不妊治療の保険適用をはじめ、状況が大きく変化していく中で、
ご不安なお気持ちに寄り添い、今回の養成講座を受講して得た知識と情報を、
日々の治療や、患者様への対応等に活かしてまいります。

春木レディースクリニック

松村・朽原・屋麻戸・安藤・難波江・井上