こんにちは

関西もついに梅雨入りしましたね。

さて今回、京都で開催された第63回日本卵子学会学術集会に参加してきました。

コロナ下になって以来、学会はオンラインでの開催や、現地開催があったとしても当院の培養士はオンラインで参加してきたので、久々の現地参加となりました。

また今回は、「2種類のシングルステップメディウムによる当院の培養成績の比較」という演題で口頭発表も行ってまいりました。

近年、各社から様々な特徴をもつ培養液が販売されています。

その中から、各施設それぞれの培養環境に適した培養液を選択していく必要があります。

当院ではタイムラプス培養の割合増加に伴い、シングルステップメディウムをいくつか検討することとなりましたのでこの度学会にて報告してまいりました。

(シングルステップメディウムとは培養開始から胚盤胞期まで同一の培養液で培養できる胚培養液のことです。)

会場への入場は定員が設けられており、コロナ下以前に比べるとやや落ち着いた雰囲気での開催ではありましたが、久々の学会は良い刺激となり、今後も安定した高い培養成績のため励んでいきたいと思いました。

長雨により体調を崩す方も多いかもしれませんが、皆様気を付けてお過ごしください。

春木レディースクリニック
培養部　朽原