梅雨に入り、蒸し暑い毎日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

こんにちは。不妊カウンセラーの北吉です。

本日はAMH(抗ミュラー管ホルモン)についてお話したいと思います。

 AMHは卵子があとどのくらい残っているかを知るための検査です。

これまでAMH検査の費用が保険適用になる条件は体外受精を行う際の刺激方法を決定する目的のみでした。

しかし、2024年6月の改定により、一般不妊治療(タイミング治療や人工授精)の方にも保険適用されるようになりました。

詳しい条件は以下の通りです。

不妊症の患者に対して、

卵巣の有する機能の評価及び治療方針の決定を目的として、血清または血漿を検体としてEIA法、CLEIA法またはECLIA法により

測定した場合に、6月に1回に限り算定できる。
※厚生労働省　令和６年度診療報酬改定の概要【医療技術】厚生労働省保険局医療課　P.18

 患者さまにご負担いただく金額は、再診料等含め1800円程で、従来の1/3の金額で検査可能になりました。

検査時期は月経周期に関係ありませんのでいつでも行なうことができます。

今回の改正に伴い、タイミング治療や人工授精をされている方の負担軽減になることでしょう。

検査のタイミングにつきましては、医師より適宜ご案内しますが、ご要望やご不明な点ありましたら診察時、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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北吉（不妊カウンセラー）