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不妊カウンセラーより
素直な気持ちで
不妊カウンセラーブログ
皆様、こんにちは。
11月も後半に入り、御堂筋のイチョウ並木もすっかりと色づき、夜にはイルミネーションが光り輝く季節となりました。
さて、私たち看護師は皆様に説明室でお会いする機会が多いのですが、そこで「忙しくてなかなかタイミングがとれず、雰囲気がわるくなる」「ステップアップをすることを話し合っていて喧嘩になった」などパートナーとの会話に悩む患者様にお会いすることがあります。
皆様は、「自分もあの時ちゃんと言えばよかった」「あの言い方はなかった、ごめんね」と会話を終えた後に後悔したことはありませんか?
この後悔はとてもストレスになりますよね。
できれば感じたくないストレスです。
では、後悔を小さくするためになにができるのでしょうか。
皆様は、アサーティブコミュニケーションという言葉をご存じですか?
アサーティブコミュニケーションとは、簡単に言いますと、「自分の気持ちを素直に伝えて」「相手を責めない」コミュニケーションのことです。
私は実際にこのコミュニケーション方法を使うことで、相手からの言葉を素直な心で受け止めることができました。
「今日は相手の話を聞くことに集中して、絶対に責めないでいよう」と会話の直前に思い返し、相手の前に立つのです。
私が受講したアサーティブコミュニケーション講師の方の講義では、最後に、コミュニケーションは「ドッジボールではなく、キャッチボールを目指そう」と締めくくられていました。
話し合いの中で、ついついヒートアップしたり、雲行きが怪しくなったりしたときに、途中でもいいので、このことを思い出してみてください。
素直に自分の思いを伝える。
相手の気持ちに思いをはせる。
受け止める。
…一度立ち止まれば、空気が変わり、コミュニケーションがスムーズに運ぶことがあるかもしれません。これは、治療中に限ったことではないと感じています。
治療中に、カップルでたくさん考え、話し、悩んだことはいつか皆様がこの先に歩んでいく未来でのコミュニケーションにきっとお役に立つことだと思います。
看護師・助産師 大山(不妊カウンセラー)
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