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培養室へようこそ

胚移植当日の流れ

胚移植当日の流れ

  • 新年を迎え、寒さが本格化しておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 
さて、今回は、胚移植当日の流れをお話しさせていただきたいと思います。

 

まず我々胚培養士は、8時半ごろから患者様の胚を融解し始めます。融解した胚は移植の時間までインキュベーター内で培養しています。

 

患者様には、13時もしくは13時半にご来院頂き、培養士が移植前の説明を行います。ここでは、グレードの付け方や孵化補助について説明させていただきます。

 この時間、培養室の中では、胚移植用の培養液に胚を移し移植に向けての準備を始めています。

 

患者様は、説明終了後、胚移植のお時間までリカバリールームで過ごしていただきます。胚移植の際は尿溜めが必要となりますので、お飲み物をご持参いただき、水分補給をお願いいたします。

 

胚移植直前に、胚移植室にて患者様確認を行います。
その後、顕微鏡下でカテーテル内に胚を吸い、子宮内膜の最も厚い部分に培養液とともに胚を注入します。胚移植は約15分ほどで終わり、痛みもほぼありませんのでリラックスした状態で胚移植に臨んでいただければと思います。

移植後はリカバリールームで少しの間お休みしていただき、ご帰宅という流れになります。

 

一人でも多くの患者様に妊娠していただけるよう、今年もより一層努力し精進して参ります。


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