立冬を迎え、さらに冷え込んでくる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回、私たちは胚培養士に関する基礎知識や最新の研究報告などを学ぶために
日本卵子学会が開催している「生殖補助医療胚培養士セミナー」に参加しました。

講演の一例として、今回は、哺乳類動物における精子が卵管内を移動する精子輸送機構について取り上げられていました。

精子が卵子と受精するためには卵管内を移動していく必要がありますが、その移動は精子が自ら泳いでいくだけではなく、卵管で起こっている蠕動運動でも精子を運んでいます。この報告は人ではなく他の哺乳類で確認されていることですが、人でも同じ現象が起こっていると考えられています。

また、この勉強会では弁護士が解説する倫理講習も行われており、今回は培養士に課せられている守秘義務について学び直す機会となりました。

今後も培養士としての知識を深めることで、少しでもみなさまのお役に立てるように精進してまいります。

皆様におかれましても、体調を崩されぬよう、お気をつけてお過ごしください。

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