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培養室へようこそ

培養室へようこそ10

培養室へようこそ10

 

第十回

今回の「培養室へようこそ」は孵化補助法、(通称AHA:Assisted Hatching)についてお話したいと思います。

胚盤胞まで育った受精卵は、一番外側を覆っている透明帯を破り、外に出ます。これを孵化といいます.
胚盤胞は孵化することで子宮内膜に接着し、その後着床に至ります。

孵化し始めた胚盤胞。矢印の部分が透明帯から外にでています。

胚を覆っている透明帯は、凍結などによって硬くなったり、元々分厚かったりすることがあります。
このような透明帯は、孵化のスムーズな進行を妨げる場合があります。

これを回避するために行うのがAHAです。
AHAにはいくつか方法がありますが、当院ではレーザーで透明帯を薄くし、小さな穴を開ける方法を用いています。

実際にAHAを実施する前の写真です。

AHA実施後の写真です。
赤い丸で囲んだ透明帯の部分に穴が開いています。

さらに透明帯を薄くする操作を行います。


赤い線の部分の透明帯が薄くなっています。

透明帯に穴を開けることによって、孵化がしやすくなり、結果として着床の可能性がUPします。

AHAが終わると、あとは移植の時を待つばかりです。
次回の「培養室へようこそ!」は、ついに移植のお話です!
お楽しみに

培養室 氏平

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