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培養室へようこそ

培養室へようこそ5

培養室へようこそ5

梅雨の季節となりましたが、皆様お元気にしておられますでしょうか。

今回の『培養室へようこそ』では『一般体外受精』についてお話しいたします。

『一般体外受精』とは、培養液の中に卵子と精子を一緒に入れ、卵子と精子の力で受精させる方法です。
人の手をあまり加えないので、自然に近い受精方法と言えます。
この方法は基本的に、精子の濃度や運動性に問題がなく、患者様ご本人に抗精子抗体がない方が対象となります。

採卵で卵子が採取できたら、パートナーの方に採精していただきます。
元気のいい精子を回収するために処理を行い、集めた精子を使用します。

一般体外受精は、採卵した日の午後に行います。
それでは、その様子を見てみましょう。

調整後の精子が入った試験管と、ディッシュの名前が同じであることを確かめます。
この作業は必ず2人以上で行われます(ダブルチェック)。
ディッシュには4つの穴があり、この穴の中に培養液とともに卵子が入っています。




ここにマイクロピペットを使って精子を入れます。
精子が一定の濃度になるよう、入れる量も毎回調整します。


            

次に、卵子と精子が同じ穴に確実に入っていることを顕微鏡で確認します。
こんな小さな穴で一緒にするならすぐに受精できるんじゃないの?と思われるかもしれません。
しかし、卵子までの道のりは途方もなく険しいのです。
精子は、卵子の周囲についた細胞を分解する酵素を出しながら、卵子を目指します。
沢山の精子の中で一つの精子のみが卵子の中に入り、受精します。

受精しているかどうかがわかるのは翌日です。
受精確認時までインキュベーターで培養します。
次回はもう一つの受精方法である顕微授精についてお話します。


培養士

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