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学会参加報告

第56回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加しました

こんにちは。

秋晴れの心地よい季節となりました、皆様いかがお過ごしでしょうか。

  

さて、このたび2025年10月1日~10月10日に開催されました、

第56回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座を受講しました。

今回は、印象に残った3題をご紹介させていただきます。

 

 

「保険適用化以降の不妊治療のイロハにホヘト」の講演では

 

不妊治療の保険診療が始まったことは、多くの患者様にとって経済的負担を減らし、心理的な支えにもつながる大きな前進だと思います。不妊症の定義は、「生殖年齢の男女が1年間妊娠を望んで性交渉をしても妊娠に至らない状態」とされています。以前は2年が目安とされていましたが、現在は1年を基準とすることで、より早い段階で相談や治療に結びつきやすくなりました。不妊の原因は、女性側だけでなく男性側の要因、免疫や内分泌の問題など、多岐にわたります。つまり不妊は一方の問題ではなく、ご夫婦で共に向き合う医療だと改めて実感しました。特に女性にとって年齢と卵巣機能の低下は避けられない課題であり、適切な検査や治療を選ぶ「タイミングの重要性」を強く感じます。さらに、以前は自費で行うしかなかった検査の一部が徐々に保険適用となり、医療体制が少しずつ前進していることにも希望を感じました。

 

 

「不育症治療に取り組むカップルへの支援」の講演では

 

不育症治療に取り組むご夫婦の気持ちについてのアンケートをもとにしたお話では、相手を思い遣っているからこそ起きる気持ちの行き違いなどについても語られ、気持ちを共有することは大切であって、一方が支えるのではなく支え合うことが重要とのお話もありました。普段からご夫婦がお互いの気持ちを何気なく出せるような会話を心がけるのも大切かもしれませんね。この講座を通じて、これからも皆さんの気持ちをきちんと聴けるように精進いたします。

 

 

「胚評価の過去・現在・未来」の講演では

 

胚評価とは体外受精で得られた受精卵(胚)の発育過程や形態を評価することであり、胚移植時の優先順位を決定するために行われています。

胚の評価法は形態を評価するGardner分類が従来から使われており、今も推奨されています。

現在ではタイムラプスインキュベーターで培養することも多くなり、これによって発育途中の状態が見えるようになりました。胚評価を正確に行うためには途中経過を加味する必要もあります。

最近ではAIで胚評価ができるようになりました。AIによる胚評価は、有用性が高いですが、操作する人間の知識や理解力、それを活用する能力が要求されます。

 

 

なにかと体調を崩しやすい季節でございますので、皆様お気を付けくださいね。

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受付 堀井・村岡・白樫 カウンセラー 濱口 ラボ 松本 



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