不妊治療
体外受精
専門医院

初診の方06-6281-9000

再診の方06-6281-3788(初診電話が繋がらない場合はこちらへ)

事務局(患者様以外の方):06-6281-8801

月・火・木・金18時30分まで水・土16時まで13時まで

  • 初診予約
  • WEB予約
  • 問診
  • 初診のご案内動画
  • 担当医表
  • 通院患者様専用サイト

BLOG

栄養カウンセリング室より

妊活食べ物Q&A 運動とインスリン抵抗性

妊活食べ物Q&A 運動とインスリン抵抗性

こんにちは
春木レディースクリニック管理栄養士の花田です。

栄養カウンセリングでは患者様から多くのご質問・ご相談をお受けします。
このブログでも「妊活食べ物Q&A」としてお伝えしていきます。

今回の内容は前回からの続きです。
よろしければこちらもお読みください。
https://haruki-cl.com/blog/eiyou/20220106.html 


Q.仕事はデスクワークで、運動もほとんどしていません。妊娠のために運動は必要ですか?

A.前回は、座りすぎなどによる不活動によって代謝の低下が起こることをお話ししましたが、これには骨格筋の質の低下(=インスリン抵抗性)が関係することが分かっています。

一般に、太りすぎの人の代謝異常にインスリン抵抗性が関わることはよく知られていますが、
太っていなくても不活動によってインスリン抵抗性が生じることが、順天堂大学大学院医学研究科スポートロジーセンターの研究チームによって2016年に報告されています。
そして、2021年に、このメカニズムが同チームによって解明されました。

この研究では、
・わずか24時間の不活動でも、筋肉にジアシルグリセロールという脂質が蓄積し、インスリン抵抗性が生じること
・これは、不活動によってLipin1という脂質代謝酵素が活性化することによること
・高脂肪食によりさらにジアシルグリセロールの蓄積量が増加すること
が初めて明らかにされました。

う~ん、専門用語がいっぱいで難しいですね😞
分かりやすく言い換えると「脂質を摂りすぎず、しっかり動いていれば、骨格筋の質の低下(=インスリン抵抗性)は起こりにくい」といったところでしょうか。

インスリン抵抗性が妊娠にマイナスの影響を与えることはご存知のことと思います。
これを防ぐためには、「適正体重を保ち、糖質に偏った食事を避けること」が重要ですが、「運動も不可欠」ということですね🍀
ただし、運動と言っても毎日ジョギングをしたりジムに通ったりする必要はありません。
おすすめは、軽い体操やストレッチ、ウォーキングなどです。
不活動にならない程度に日常生活のなかで身体を動かしてくださいね😊

結論:
妊娠のために適度な運動が必要です💕   


≪栄養カウンセリング≫
日時:水曜 14:30~、15:30~
   木曜 14:30~、15:30~、16:30~、17:30~
料金:3,300円(初回無料。以前に受けられた方も2022年1月以降の1回目は無料です)

一覧に戻る

初診の方06-6281-9000

再診の方06-6281-3788

(初診電話が繋がらない場合はこちらへ)

事務局(患者様以外の方):06-6281-8801

月・火・木・金18時30分まで
水・土16時まで
祝  13時まで