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培養室へようこそ

孵化補助法(アシステッドハッチング)について

孵化補助法(アシステッドハッチング)について

こんにちは。培養部です。

毎日溶けそうな暑さですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は、胚移植前に実施している孵化補助法(アシステッドハッチング)についてお話します。

 

当院では、胚移植を実施される方の胚を当日の朝に融解します。

融解直後の胚(特に胚盤胞)は、収縮していることが多く、透明帯と呼ばれる外側の膜と
細胞との間に隙間ができます。

当院で実施している孵化補助法は、その隙間を目掛けてレーザーを照射し、透明帯の一部に
穴を開ける方法です。レーザーを使用していますが、当てるのは最終的に脱ぎ捨てる透明帯
部分で、大事な中の細胞部分には当てておりませんので安心してくださいね。

           
                 ↑凍結前の胚盤胞

           
                 ↑融解直後の胚盤胞

胚は、初期胚から胚盤胞へと成長し、やがて透明帯から脱出(孵化)し着床に至ります。

凍結する前に自力で孵化を開始する胚もありますが、一度凍結された胚は
透明帯が固くなることや、凍結前に開いていた穴が塞がることもあると言われています。


孵化補助法はあくまで補助であり、着床率をグンと上げるものではありません。

しかし、ここまで成長してきた胚が、胚移植でやっとママのお腹に戻ったのに、
最後に透明帯から出られずに着床できなかった...

そんな悲しいことがないよう少しでも着床の確率が上がればと思っています。

 

胚移植前には、移植する胚について培養士から説明があります。

わからないことがあれば、何でも聞いてくださいね。


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培養部 山下

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