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培養室へようこそ

胚の凍結保存について

培養室へようこそ12

 朝晩の冷え込みがますます厳しくなってきましたね。
皆様体調を崩されぬよう温かくしてお過ごし下さい。

今回は、胚の凍結保存についてお話させていただきます。

胚を凍結することには、下記のようなさまざまなメリットがあります。

☆新鮮胚移植後、質のよい胚が残っていれば保存しておくことができます。
 これによって次回は採卵せずに移植に進むことができます。

☆排卵誘発により卵巣過剰刺激症候群(OHSS) を発症した場合や患者様の体調が悪い場合、回復してから移植することができます。

☆胚を凍結しておけば、子宮内膜の状態が一番適した時をねらって融解して移植することができます。

また、分割期胚、胚盤胞胚ともに凍結保存が可能です。

それでは、どのように胚凍結が行われているのかを見てみましょう

まず、凍結によって胚がダメージを受けないように、凍結保護剤の入った試薬で処理します。
処理した胚を、胚凍結専用の保存容器に入れ、-196℃の液体窒素で瞬間的に凍結させます。

これをさらに患者様ごとにラベルされたケーンという容器に入れ、液体窒素の入った凍結タンクに保存します。

患者様の移植日が決まったら、この胚を融解して移植に用います。

当院での凍結融解後の胚の生存率は
分割期胚・・・97.6%
胚盤胞・・・・ほぼ100%

となっており、凍結による胚へのダメージはほとんどないと考えられます。
胚移植についてはVol.11に詳しく載っていますのでご参照下さい。

なお凍結保存期限は1年間となり、1年ごとに保存期限の更新も可能です。

次回は、胚の融解についてお話しさせていただきますね。

培養士 今田

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