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こころのサロンより
妊活に役立つ心の持ちよう
~思いが伴った行動~
妊活に役立つ心の持ちよう~思いが伴った行動~
こんにちは
春木レディースクリニック心理師の濵口です。
春木レディースクリニック心理師の濵口です。
今回は、「自分の思いが伴った(ある意味、気持ちがこもった)行動」は相手に理解されにくいかも…というお話です。
それは、お互いの育った環境や原家族の生活リズム、元々の性格、立場や利害関係などなどによってすべての人に違いがあるから…ではないでしょうか。
例えば、食卓の様子について。
Aさん家では、家族全員が揃うまで待って「いただきます」をする、その日の出来事を語り合いながら食事をする、という習慣があったとします。
Bさん家では、仕事の関係上家族が揃って食事をとるということにこだわらず、食べられる人から食べる、ひとりのこともあり食事中に話すことも少ない、という習慣があったとします。
もちろん、どちらもそれぞれの家族の生活スタイルですから、問題があるわけではありません。
…となった時に、AさんBさんは各々の家族の状態しか知らないので、それがベストと思うかどうかは分かりませんが、食卓の様子ってそういうものだと理解する可能性が高いでしょう。それが普通だと思うことは考えられますね。
そんなAさんとBさんが結ばれて一緒に生活を始めた時に、食事時間に違和感が生じるのは自然なことです。食事を待っていたのに「待つ必要はない」と言われるかもしれません。食事中に話をするなと言われるかもしれません。黙って食べるって怒ってる?待たせて悪かったとなぜ思わない?などと心を悩ませるかもしれません。
お互い身に沁みついた生活習慣ではない事を要求されるのは案外しんどいことなのです。
例えば…、夜帰りが遅くなる夫に、帰って来た時にホッと温かみを感じてもらえるように表の門扉の灯りと玄関の灯りを点けておいたら(妻自身もそうしてあったら安心するので夫の気持ちも同じかなと思って)、「虫が寄ってきて入りにくいから灯りは点けなくてもよい」と言われたとしましょう。
妻は夫のためにと思った事ですが、夫は全くそこには考えなど及ばずです。どちらが悪いとか間違っているではないのです。この場合、妻は自分の夫への気持ちが伝わらずに悲しむかもしれませんが、夫はそこではないのですね。虫が不快なのです。見ている所、感じている所が全く違うのです。そんなことって案外あります。
「思いが伴った行動」が理解されにくいというのはこのようなことです。
新しい家族となったら、今までやってきたのだからどっちが正しいとかで言い争うのではなく(これは結論がでなくて口論がエスカレートする可能性あり)、二人の新しいルールを作っていくのはひとつです。相手のやり方がいいと思えば従うのもいいですし、全く違った提案をしてもいいと思います。二人で考えたルールを家族のルールとしていけばいいのです。
新しく暮らし始めた時だけではなく、このような発見は夫婦間(もちろん友人やそのほかの関係であっても)にはいつまでもあります。ずっと気になっていたけど言えなかったこととか、こんな機会が無かったら発見されなかったこととか。
そんなことに直面したらまず「これがこの人なんだ」と受け止めることです。「なんで?」「気持ちを分かってくれないの?」ではなく「この人はこれ」「自分とは違う」なのです。誰もが同じ環境で同じ思考で存在しているわけではありません。更に言えば、自分も相手からそのように思われている時があるかもしれないのです。
お互いを尊重しつつ、でもご自身を傷つける必要もなく…
…こんな観点でのとらえ方によって、ちょっとイライラ感が少なくなる生活場面があるのではないでしょうか。
それは、お互いの育った環境や原家族の生活リズム、元々の性格、立場や利害関係などなどによってすべての人に違いがあるから…ではないでしょうか。
例えば、食卓の様子について。
Aさん家では、家族全員が揃うまで待って「いただきます」をする、その日の出来事を語り合いながら食事をする、という習慣があったとします。
Bさん家では、仕事の関係上家族が揃って食事をとるということにこだわらず、食べられる人から食べる、ひとりのこともあり食事中に話すことも少ない、という習慣があったとします。
もちろん、どちらもそれぞれの家族の生活スタイルですから、問題があるわけではありません。
…となった時に、AさんBさんは各々の家族の状態しか知らないので、それがベストと思うかどうかは分かりませんが、食卓の様子ってそういうものだと理解する可能性が高いでしょう。それが普通だと思うことは考えられますね。
そんなAさんとBさんが結ばれて一緒に生活を始めた時に、食事時間に違和感が生じるのは自然なことです。食事を待っていたのに「待つ必要はない」と言われるかもしれません。食事中に話をするなと言われるかもしれません。黙って食べるって怒ってる?待たせて悪かったとなぜ思わない?などと心を悩ませるかもしれません。
お互い身に沁みついた生活習慣ではない事を要求されるのは案外しんどいことなのです。
例えば…、夜帰りが遅くなる夫に、帰って来た時にホッと温かみを感じてもらえるように表の門扉の灯りと玄関の灯りを点けておいたら(妻自身もそうしてあったら安心するので夫の気持ちも同じかなと思って)、「虫が寄ってきて入りにくいから灯りは点けなくてもよい」と言われたとしましょう。
妻は夫のためにと思った事ですが、夫は全くそこには考えなど及ばずです。どちらが悪いとか間違っているではないのです。この場合、妻は自分の夫への気持ちが伝わらずに悲しむかもしれませんが、夫はそこではないのですね。虫が不快なのです。見ている所、感じている所が全く違うのです。そんなことって案外あります。
「思いが伴った行動」が理解されにくいというのはこのようなことです。
新しい家族となったら、今までやってきたのだからどっちが正しいとかで言い争うのではなく(これは結論がでなくて口論がエスカレートする可能性あり)、二人の新しいルールを作っていくのはひとつです。相手のやり方がいいと思えば従うのもいいですし、全く違った提案をしてもいいと思います。二人で考えたルールを家族のルールとしていけばいいのです。
新しく暮らし始めた時だけではなく、このような発見は夫婦間(もちろん友人やそのほかの関係であっても)にはいつまでもあります。ずっと気になっていたけど言えなかったこととか、こんな機会が無かったら発見されなかったこととか。
そんなことに直面したらまず「これがこの人なんだ」と受け止めることです。「なんで?」「気持ちを分かってくれないの?」ではなく「この人はこれ」「自分とは違う」なのです。誰もが同じ環境で同じ思考で存在しているわけではありません。更に言えば、自分も相手からそのように思われている時があるかもしれないのです。
お互いを尊重しつつ、でもご自身を傷つける必要もなく…
…こんな観点でのとらえ方によって、ちょっとイライラ感が少なくなる生活場面があるのではないでしょうか。
治療での不安はもちろん、それに伴って、ご自身のことやご夫婦のこと、ご家族のこと、
お仕事のことなど、何となくモヤモヤした気持ちをお持ちでしたら、
とりとめもなくお話に来てください。ご自身でお話されることで気持ちが整理され、
モヤモヤやイライラが少しずつ減っていきます。
あなたのしんどい思いに寄り添っていっしょに考えていくのが「こころのサロン」です。
どうぞお気軽にお越しください😊
春木レディースクリニック
臨床心理士・公認心理師 濵口美雪
毎週火曜日と金曜日 14:30~、15:30~、16:30~
「こころのサロン」は1回50分です。料金は無料です(44歳以上の患者様は1回あたり3,300円申し受けます)。
お仕事のことなど、何となくモヤモヤした気持ちをお持ちでしたら、
とりとめもなくお話に来てください。ご自身でお話されることで気持ちが整理され、
モヤモヤやイライラが少しずつ減っていきます。
あなたのしんどい思いに寄り添っていっしょに考えていくのが「こころのサロン」です。
どうぞお気軽にお越しください😊
春木レディースクリニック
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毎週火曜日と金曜日 14:30~、15:30~、16:30~
「こころのサロン」は1回50分です。料金は無料です(44歳以上の患者様は1回あたり3,300円申し受けます)。
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ご相談ください
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