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こころのサロンより
妊活に役立つ心の持ちよう
~自分の物語~
妊活に役立つ心の持ちよう~自分の物語~
こんにちは
春木レディースクリニック心理師の濵口です。
転職を考えている知人が、自分の今までの仕事で得たことや挫折したこと、そこから見出したことなどを文章にまとめている…と話してくれました。文章にすると何となく違和感があるけれど、今から思ったらこの時はこんな気持ちだったのか…と再度現在とは違った気持ちを発見したような気分を味わったとも。
自分の人生を振り返り語る時の「自分の物語」は、もちろん自分だけのものです。まず事実は事実として存在しますが、それだけではなく事実にその時の気持ちや環境や関係性等がプラスされてできているのが「自分の物語」です。
例えば、小さい頃に母親にいつも叱られていた体験があって、すごく嫌だった、母親は私の事がきっと嫌いなんだ、理由なく怒ることもあった、許せない…といった「自分の物語」があったとしましょう。その事実は変わらないとしても、年齢を経るうちに、例えば自らの月経困難症と重ね合わせたりして、母親も当時しんどかったのかもしれないな、そういえば1ヶ月に一回ぐらい大きい雷が落ちたな、等々同じ事実についても新しい語りが生まれてきたりします。
また、同じ事実であっても相手から見たら違った「○○さんの物語」もあるはずです。
人は、それぞれに語るものを持っていて、それは周りの人との関係でも入り交ざり、自分の中でも変化します。ここで、「自分の物語」は変化する事、変化できる事も大きなポイントです。事実に気持ちや関係性や環境などが加味されている「物語」は何が正解とかはないし、特に評価されるものでもありません。それがあなたの物語なのだから…つまりは自分の物語ですから、ある意味どう語られても「自分の物語」なのです。
このように、事実は同じ物語でも、○○さんと△△さんではさまざまな環境や関係性などで物語が変化するとともに、ご自身の中でも物語は時間を経て「再構築」されます。当時はしんどい物語であってもその後の再構築によって少し違った語りになることが多々あるのです。また反対の場合もあるでしょう。
ご自身の物語を語る、書くということは大切なことです。思い出すのもイヤな出来事でももう一度引っ張り出してくる時は必ずと言っていいほどやってきます。長い人生で自分を見つめなおす機会があればきっとそこにスポットがあたるからです。それはチャンスかもしれません。封印されていたエピソードを綴りなおすことができるかもしれないのです。
「再構築=綴りなおし」は、過去を思い出さざるを得ない時や、上述の転職面接などの時のように自分の体験や経緯を書き表し誰かに見せる機会、などご自身を顧みる場面で、案外自然にできることもあり、そうすることによって心が軽くなることもあります。
例えばひどく叱られた母親に対して、以前は怒りしかなかったのが、許したり特に何も感じなくなったりしていて、しんどい体験も自分に馴染んできていると気づくことがあるのです。ご自身の器が一回り大きくなったと感じられる瞬間かもしれません。
「自分の物語の再構築」によって今までの重い心の荷物を下ろす方もいらっしゃいます。
この再構築のお手伝いをするのがカウンセラーでもあります。ご自身の気づきを見つけるキッカケになれるからです。
ご自身の物語で何となく気になることがあれば、お話に来られてみてはいかがでしょうか。
春木レディースクリニック心理師の濵口です。
転職を考えている知人が、自分の今までの仕事で得たことや挫折したこと、そこから見出したことなどを文章にまとめている…と話してくれました。文章にすると何となく違和感があるけれど、今から思ったらこの時はこんな気持ちだったのか…と再度現在とは違った気持ちを発見したような気分を味わったとも。
自分の人生を振り返り語る時の「自分の物語」は、もちろん自分だけのものです。まず事実は事実として存在しますが、それだけではなく事実にその時の気持ちや環境や関係性等がプラスされてできているのが「自分の物語」です。
例えば、小さい頃に母親にいつも叱られていた体験があって、すごく嫌だった、母親は私の事がきっと嫌いなんだ、理由なく怒ることもあった、許せない…といった「自分の物語」があったとしましょう。その事実は変わらないとしても、年齢を経るうちに、例えば自らの月経困難症と重ね合わせたりして、母親も当時しんどかったのかもしれないな、そういえば1ヶ月に一回ぐらい大きい雷が落ちたな、等々同じ事実についても新しい語りが生まれてきたりします。
また、同じ事実であっても相手から見たら違った「○○さんの物語」もあるはずです。
人は、それぞれに語るものを持っていて、それは周りの人との関係でも入り交ざり、自分の中でも変化します。ここで、「自分の物語」は変化する事、変化できる事も大きなポイントです。事実に気持ちや関係性や環境などが加味されている「物語」は何が正解とかはないし、特に評価されるものでもありません。それがあなたの物語なのだから…つまりは自分の物語ですから、ある意味どう語られても「自分の物語」なのです。
このように、事実は同じ物語でも、○○さんと△△さんではさまざまな環境や関係性などで物語が変化するとともに、ご自身の中でも物語は時間を経て「再構築」されます。当時はしんどい物語であってもその後の再構築によって少し違った語りになることが多々あるのです。また反対の場合もあるでしょう。
ご自身の物語を語る、書くということは大切なことです。思い出すのもイヤな出来事でももう一度引っ張り出してくる時は必ずと言っていいほどやってきます。長い人生で自分を見つめなおす機会があればきっとそこにスポットがあたるからです。それはチャンスかもしれません。封印されていたエピソードを綴りなおすことができるかもしれないのです。
「再構築=綴りなおし」は、過去を思い出さざるを得ない時や、上述の転職面接などの時のように自分の体験や経緯を書き表し誰かに見せる機会、などご自身を顧みる場面で、案外自然にできることもあり、そうすることによって心が軽くなることもあります。
例えばひどく叱られた母親に対して、以前は怒りしかなかったのが、許したり特に何も感じなくなったりしていて、しんどい体験も自分に馴染んできていると気づくことがあるのです。ご自身の器が一回り大きくなったと感じられる瞬間かもしれません。
「自分の物語の再構築」によって今までの重い心の荷物を下ろす方もいらっしゃいます。
この再構築のお手伝いをするのがカウンセラーでもあります。ご自身の気づきを見つけるキッカケになれるからです。
ご自身の物語で何となく気になることがあれば、お話に来られてみてはいかがでしょうか。
治療での不安はもちろん、それに伴って、ご自身のことやご夫婦のこと、ご家族のこと、
お仕事のことなど、何となくモヤモヤした気持ちをお持ちでしたら、
とりとめもなくお話に来てください。ご自身でお話されることで気持ちが整理され、
モヤモヤやイライラが少しずつ減っていきます。
あなたのしんどい思いに寄り添っていっしょに考えていくのが「こころのサロン」です。
どうぞお気軽にお越しください😊
春木レディースクリニック
臨床心理士・公認心理師 濵口美雪
毎週火曜日と金曜日 14:30~、15:30~、16:30~
「こころのサロン」は1回50分です。料金は無料です(44歳以上の患者様は1回あたり3,300円申し受けます)。
お仕事のことなど、何となくモヤモヤした気持ちをお持ちでしたら、
とりとめもなくお話に来てください。ご自身でお話されることで気持ちが整理され、
モヤモヤやイライラが少しずつ減っていきます。
あなたのしんどい思いに寄り添っていっしょに考えていくのが「こころのサロン」です。
どうぞお気軽にお越しください😊
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臨床心理士・公認心理師 濵口美雪
毎週火曜日と金曜日 14:30~、15:30~、16:30~
「こころのサロン」は1回50分です。料金は無料です(44歳以上の患者様は1回あたり3,300円申し受けます)。
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