こんにちは

春木レディースクリニック心理師の濵口です。


あれよあれよと師走に突入し、もうすぐ一年が終わろうとしています。
急に寒くなって雪もチラチラ…この季節らしい風景が見られるようになりました。北陸地方では寒波で積雪も多く、災害への注意喚起も行われています。不安定な気候なので、車での移動や雪崩災害などについて慎重な対策が必要ですね。週末のお出かけにはくれぐれもお気をつけられますように…。

さて、この時期になると「今年の重大ニュース」や「今年の漢字」などさまざまな「今年のまとめ」的な内容の報道が多くなります。いつもこの時期には話しているのですが、ご自身版の「今年のニュース」や「今年の自分を漢字一字で表すと？」などを考えて、今年を振り返ってみてはいかがでしょうか。

「あんなこともあったなー😊」「こんなこともあったな…😢」と振り返ることでご自身を客観的に捉えるキッカケになります。ニュースとなる出来事からの時間が経ていると冷静に向き合えるということもありますね。嫌だったことにも距離を持って対峙することができる、こんな楽しかったことやすごかったことがあったんだ！と改めて実感できる…ということは、その瞬間には、例えば感情的になってしまいとてもしんどかったニュースであっても、ご自身の中で時間とともに「こなれている」ということに気づき、ご自身の心の余裕にもつながっていきます。「あ、そんなこともあったっけ…もうその時の感情は忘れてしまったな😊」と上手に整理できていくイメージです。できれば、ベスト５、ワースト３くらいを考えてみてはいかがでしょうか。

しかし、どうしても…思い出すと嫌なことばかり…という場合もあるかもしれませんね。嫌なことの方が心に残るものです。これでは気分よく年を越せないと感じられることも…💦
そんな時は「今年の自分ニュース」を振り返る時期を年末ギリギリにしないようにしてはいかがでしょう。例えば、10ニュースを挙げるのであれば8まで、5つならば3~4までにして12月31日までにあとの1～2つの振り返ることのできるニュースを楽しく体験できるようにしてみては？

どこかにお出かけしたり、やりたかったことを経験したり、ご自身の思い出に残ることを楽しんでみましょう。そうすることによってグッドニュースが増えることもあります。少し早めに一年を振り返ることによって、ご自身のこの一年に対する思いも分かり、もう少し楽しんでみようかな…という気持ちを起こさせることができます。その「気持ちを起こす」ということ自体が心へのお薬でもあります。もしも少し後ろ向きだったと感じた一年なら、気分を変えて年を越せるキッカケにできるかもしれません。今年は、年末までにまだあと8日間あります。

みなさまに素敵な時間を…

MERRY CHRISTMAS AND HAPPY NEW YEAR ！！