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不育症検査について

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こんにちは。看護部検査室です。

新年を迎えてそろそろ日常生活に戻りつつある中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は不育症検査についてお話いたします。

 

不育症検査は主に、血液凝固の様子を見ています。

女性の卵巣から分泌されるエストロゲンには血液を固まりやすくする凝固作用があり、妊娠するとエストロゲンの分泌量が増えます。血液が固まりやすい状態は軽度であれば日常生活に支障はありませんが、血液が固まりやすくなっている妊娠中に更に拍車を掛けて血栓が形成されてしまうと胎盤の血管は細いため血液循環が悪くなり、胎児に血液からの栄養供給が遮断されてしまい、早流産の原因となります。

逆に血流が改善されると、卵巣や子宮に流れ込む血流が増加し、供給される酸素・栄養分が豊富となり、卵や子宮内膜を取り巻く環境が良好となり妊娠率は上昇します。

血液をサラサラにしておくことは妊娠にとって大事であることが分かりますね。

 

その他に、不育症検査の中にはNK(ナチュラルキラー)細胞活性検査もあります。

NK細胞とは血液内に存在するリンパ球の一種で、癌細胞やウイルス感染した細胞などの異常な細胞を見つけ攻撃する細胞です。異物が侵入したら排除してくれるNK細胞ではありますが、不妊症の分野では『過剰防衛』を行ってしまうこともあります。

NK細胞活性が高い場合には、その活性を抑えてあげることが妊娠の維持に有利に働きます。

 

この様に、不妊症の検査を行うことによって、妊娠に不利な条件を出来るだけ排除することが大事ですね。

 

今後も、血液検査をすることで何が分かるのか、治療にどう活かされるのか、ブログを通してお伝えしていきたいと思います。


春木レディースクリニック
看護部検査室

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