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学会参加報告

第54回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加しました

こんにちは。

秋も深まり、肌寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

第54回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座を当院スタッフ4名が受講いたしました。

今回の養成講座では各施設の先生方による講演がありました。

本日は今回の養成講座の中から3題をご紹介いたします。

 

 

「ステップアップと治療終焉の意思決定支援」の講演では

 

治療の年齢制限がない日本では治療終焉の基準がないため、不妊治療内容を納得して決めるための意思決定支援が必要です。そこで【意思決定エイド】を作成しARTに取り組むかどうか、治療を休止するかという選択肢の中で、その人らしい選択が出来るように支援してはどうかと考えます。
ステップ1:納得して決める方法は1人で決めたいのか、パートナーと一緒に決めたいのか。
ステップ2:どの様な選択肢があるか。
ステップ3:選択肢について考える。
ステップ4:決定。
全ての質問に『はい』であれば意思決定の葛藤がないと考え、『いいえ』があればステップ2に戻り再考します。

この【意思決定エイド】を利用すれば、何を考慮しないといけないのかなど把握しやすく、治療に対して迷いが少なくなると考えられます。

 

 

「AYA世代と妊孕性温存について」の講座では

 

AYA世代とは主に15~40歳未満を指し、がん患者のうちAYA世代の患者は全体の約2%とされています。この世代は人生の重要なライフイベントが集中する時期であり、取り巻く環境、ライフプランには個人差があるため、個々の患者に応じた支援が必要です。

がん治療では不妊になるリスクがあり、がん治療前に妊孕性温存療法に関する情報提供が必要となります。情報提供漏れを防ぐために初診時の問診から妊孕性温存療法の希望を確認し、希望する患者には妊孕性ハンドブックや生殖医療外来の紹介を行います。この取り組みの結果、実際に妊孕性温存療法を行った患者は全体の約半数を占めます。

 

 

「ART時代に必要な男性不妊の知識」の講義では

 

男性不妊の原因には、乏精子症、精子無力症、無精子症がよく知られていますが、この他に、精子数には問題なくとも、薬剤、加齢、生活習慣、環境、感染症、疾患などにより、精子細胞膜や、DNAへのダメージがおこり、不妊を引き起こしている可能性もあります。ART成功には、精子の質を上げることも重要で、夫の生活習慣の改善など、夫婦共に意識を高めることが重要です。

 

 

様々な分野の講演を聞くことができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

今回の講演で得た知識を今後の業務に活かしてまいります。

 

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