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学会参加報告
第21回 日本生殖心理学会・学術集会に参加しました
皆さま、こんにちは。
暖かかった日が一変し、また寒い日が続いていますが体調等お変わりないでしょうか。
さて、2024年2月25日に開催されました第21回日本生殖心理学会・学術集会に参加してまいりました。
今回は「多職種による意思決定支援の在り方を考える」というテーマのもと、講演がございました。
日々患者様と接する中で意思決定する支援の在り方や重要性、多職種が協力してチームで関わっていくことで、皆様にとってより良い選択を支援する事が出来るという事を再認識いたしました。
開催前日にはプレイベントとして、「医療安全、感染症対策」のテーマで2題の講演がございました。
環境や能力、偶然に加え様々なバイアスや過信により重大な事故が起こってしまうということを、実際の判例を用いて説明があり、非常に身が引き締まる思いでした。
演者の方がおっしゃっていた「敵は己の中にあり」という言葉が非常に心に残っており、繁忙であることや過信・バイアスといった「自身の中の敵」に打ち勝つことが重要であると認識いたしました。また、分かりやすい説明をすることも大切であるため、日々意識して、皆様に安心していただけるよう努めてまいります。
2月25日の講演では、「意思決定支援」というテーマについて学びました。
EBMという言葉は、[エビデンスに(のみ)基づく医療]という本来の意味ではなく、「エビデンス」に加えて、「医療者の熟練」、「患者様の価値観」、「患者様の症状とその医療が行われる場」の4要素の統合であるということ、そして、患者様の価値観を尊重する視点は、医療の原点でもあり、EBMの適切な理解が自然な流れとしてSDM(共有意思決定)へ繋がる重要な接点であること、そして、そこには、患者様個々の多様性が大変大きく関わってくるということを学びました。医療者と患者様では価値観が異なることも多いですが、患者様個々の価値観を理解し、1つの共有できる目標を作っていくためにコミュニケーションを図っていくことが、SDM(共有意思決定)にはとても大切であると再認識いたしました。
また、シンポジウムでは、不妊治療を受けられる各段階の心理支援のありかたの発表や活発な質疑応答がございました。
心理的支援を行う際には、患者様一人一人の価値観の違いを大切に、医療者との価値観の違いも考慮した上でお話を傾聴し、患者様を支援していきたいと考えております。
スタッフ一同、今後も患者様のお役に立てるよう、精進してまいります。
田渕・花田・濵口・屋麻戸・安藤
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