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BLOG

栄養カウンセリング室より

妊活食べ物Q&A グルテンフリー

こんにちは
春木レディースクリニック管理栄養士の花田です。

栄養カウンセリングでは患者様から多くのご質問・ご相談をお受けします。
このブログでも「妊活食べ物Q&A」としてお伝えしていきます。

Q.朝食はパンだったのですが、妊娠を意識してからはご飯にしています。グルテンフリーがいいと言われていますが、どれぐらい小麦を減らせばいいですか?

A.朝食については何を食べればいいか悩まれている方も多いですね。
「パン🍞とご飯🍚、どちらがいいですか?」というご質問には「ご飯」と答えています。
でも、その理由は「グルテンを含まないから」ではなく、パンよりもご飯の方が栄養バランスをととのえやすいからです。

朝食では、エネルギー源となる炭水化物だけでなく、体内時計のリセットをしてくれるタンパク質をしっかり摂るとよいと言われています。
ご飯の場合は、タンパク質源として卵焼きや納豆、焼き魚、お味噌汁をはじめ、洋風でも中華でもどんなおかずでも組み合わせることができるのが魅力ですね😊
パンの場合はパンだけで朝食が完結してしまいがちです。
菓子パンとコーヒー、食パンにバターとジャムなど、タンパク質源が摂りにくくなってしまいます。
サンドイッチやピザトーストにして野菜や卵、ツナなどを組み合わせるといいですね🎵

グルテンフリーについてはいろいろな意見があります。
グルテンは、小麦などの麦類に含まれるタンパク質の一種です。
パンやうどんをつくるときに小麦粉をこねますが、その際にグルテニンとグリアジンというタンパク質が結合することにより弾力のもととなるグルテンが形成されます。

欧米では、グルテンの摂取により消化器官に異常を生じさせるセリアック病や小麦不耐症の治療食としてグルテンフリーが推奨されていますが、日本人はこれらの疾患の罹患率は高くありません。
また、これらの疾患でない人がグルテンフリーを実践してどのような効果があるかは明らかになっておらず、妊娠への影響も今のところ不明です。
日本人を対象とした研究では、グルテンを避ける必要のない人がグルテンフリーのパンを日常的に食べ続けた場合、食物繊維や鉄が不足し、脂質の過剰になったという結果が出ています😢

もちろん、これらの疾患でなくても小麦で体調が悪くなる場合は避けた方がいいですが、ご質問にある「どれぐらい減らせばいいか」もよく分かっていないのが現状です。
心配な方は一度グルテンフリーをためしてみられるとよいですね💡
それによって体調が良くなるならグルテンが合わない体質なのかもしれません。
逆に、体調は変わらず、パンやクッキーを食べられないことにストレスを感じるなら、グルテンフリーはむしろマイナスに影響することになってしまいます。

朝食は1日の始まり、身体にとっては目覚まし時計⏰
おいしいと思えるものを栄養バランスも考えつつ適度に摂って、新しい1日をスタートさせてくださいね💖



≪栄養カウンセリング≫

日時:水曜 14:30~、15:30~
   木曜 14:30~、15:30~、16:30~、17:30~
料金:無料(44歳以上の患者様は有料となります)


春木レディースクリニック
管理栄養士
 花田

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