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栄養カウンセリング室より

妊活食べ物Q&A ビタミンE

妊活食べ物Q&A ビタミンE

こんにちは
春木レディースクリニック管理栄養士の花田です。

栄養カウンセリングでは患者様から多くのご質問・ご相談をお受けします。
このブログでも「妊活食べ物Q&A」としてお伝えしていきます。

Q.妊活に良いサプリメントを自分で調べて、葉酸と鉄、亜鉛、ビタミンD、ビタミンEのサプリメントを摂っています。ちょっと多すぎるので減らしたいのですが、どれをやめればいいですか?

A.葉酸は、胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減のために必要なので、そのまま摂ってくださいね。

鉄と亜鉛とビタミンDは、血液検査などで不足していることが分かった場合に摂ることをおすすめします。
でも、日本人女性のほとんどが不足傾向にあるので、過剰にならない量なら予防のために摂っておいてもよいと思います。

ということで、この中でやめるのならビタミンEですね。
ビタミンEは強い抗酸化作用をもち、「若返りのビタミン」とも呼ばれます。
もちろん、生殖細胞の酸化を防ぐためにも必要なビタミンですが、通常の食事で不足することはまずありません。

ビタミンEは、もともと1920~1930年代に不妊のネズミの実験によって発見されたビタミンです。
私の学生時代のテキストにも、欠乏症として「不妊症(動物の場合)」と記されていました。
そのイメージから、ヒトの不妊症に対しても有効であるとの見方がされているのかもしれませんが、欠乏状態でもない限りサプリメントで補給してもそれほど大きな効果は得られないと思います。

ビタミンEは油脂や種実類🥜、魚介類、カボチャ🎃などに多く含まれ、植物油なら大さじ1杯で2~3mg、アーモンドなら10粒で4mgも摂取することができます。
「日本人の食事摂取基準(2020年)」における目安量は、男性6.0mg、女性5.5mgですから、現代人の食生活で十分摂取が可能です。
実際に、2019 (令和元) 年の国民健康・栄養調査では、男性で平均7.0 mg/日、女性は平均6.5 mg/日摂取していました。

ビタミンEは過剰症の心配の少ないビタミンですが、摂りすぎると骨粗鬆症を起こす危険性があるという研究報告もあります。
サプリメントで摂るよりも、ゴマやナッツ🥜アボカド🥑カボチャ🎃などの身近な食材を用いて、おいしく楽しく摂りましょう💕



≪栄養カウンセリング≫

日時:水曜 14:30~、15:30~
   木曜 14:30~、15:30~、16:30~、17:30~
料金:無料(2023年1月4日より、44歳以上の患者様は有料となりました)


春木レディースクリニック
管理栄養士
 花田

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