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栄養カウンセリング室より

妊活食べ物Q&A 妊娠中の体重増加

妊活食べ物Q&A 妊娠中の体重増加

こんにちは
春木レディースクリニック管理栄養士の花田です。

栄養カウンセリングでは患者様から多くのご質問・ご相談をお受けします。
このブログでも「妊活食べ物Q&A」としてお伝えしていきます。

Q.現在、身長が161㎝で体重が68.5㎏です。妊娠したらもっと体重が増えると思うのですが、何㎏ぐらいまでなら大丈夫ですか?

A.妊娠中の望ましい体重増加量は、妊娠前のBMIによって異なります
次の「妊娠中の体重増加指導の目安」をもとに、適正値を確かめてみましょう。
(「健やかなからだづくりと食生活BOOK(厚生労働省)」より)


「身長が161㎝で体重が68.5㎏」とのことなので、
BMIは、68.5÷1.61÷1.61=26.4ですね。
BMI26.4は肥満(1度)に該当するので、この表からは、望ましい体重増加量は7~10㎏ということになります。
ただし、妊娠経過には個人差があるので、あくまでも目安と考え、詳しくは主治医にご相談いただくとよいと思います😊

かつては妊娠中の合併症を防ぐために厳しい体重管理が行われていた時代もありましたが、現在は基準がゆるやかになっています。
それは、「BMI30以上の肥満の女性以外は、強い体重制限をしなくても、巨大児、緊急帝王切開、妊娠高血圧症候群などのリスクはそれほど増えない」ことが分かってきたからです。
むしろ、厳しい体重管理をすることで、2500g未満の低出生体重児が増えることの方が問題視されています。

イギリスをはじめとする諸外国の研究では、低出生体重児は、4000g以上で生まれた巨大児よりも、将来2型糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病になるリスクが高いことが分かっています。
わが国では、「平成30年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業」として行われた「低出生体重による成人期生活習慣病を含めた疾病負担に関する研究」において、低出生体重児の方がリスクが上がる疾患として、高血圧、 2 型糖尿病、腎機能障害、冠動脈心疾患、自閉症、うつ、知的障害、喘息、脳腫瘍などが解析されています

胎児期の母体の栄養状態が、生涯にわたって疾病リスクを高める要因になりかねないということですね😞
BMI30未満の女性は、妊娠中は無理な体重制限をせず、適正体重を保ちましょう💕



≪栄養カウンセリング≫
日時:水曜 14:30~、15:30~
   木曜 14:30~、15:30~、16:30~、17:30~
料金:無料(2023年1月4日より、44歳以上の患者様は有料となりました)


春木レディースクリニック
管理栄養士
 花田

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