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栄養カウンセリング室より

妊活食べ物Q&A お肉の種類

妊活食べ物Q&A お肉の種類

こんにちは
春木レディースクリニック管理栄養士の花田です。

栄養カウンセリングでは患者様から多くのご質問・ご相談をお受けします。
このブログでも「妊活食べ物Q&A」としてお伝えしていきます。

Q.肉料理では鶏肉が多く、牛肉はあまり食べないのですが、バランス的によくないですか?

A.鶏肉🐓はヘルシーなイメージがあるので、積極的に食べていらっしゃる方が多いようですね。

少し前の研究になりますが、体外受精において、男性の肉類の好みが受精能に影響を及ぼす可能性があるという結果が報告されています。

これは、米国ハーバード公衆衛生大学院による研究で、マサチューセッツ総合病院で体外受精を行ったカップルのうち、男性141人の経過を追跡調査したものです。
肉の総摂取量や加工肉の摂取状況などの調査が行われました。  

その結果、一般体外受精でも顕微授精でも、鶏肉の摂取量が最も多い男性は、最も少ない男性よりも受精卵ができる確率が13%高かった(78%対65%)  
さらに、一般体外受精の受精率は、ハムやソーセージなどの加工肉の摂取量が最も少ない男性では、最も多い男性よりも28%も高かった(82%対54%)
ただし、顕微授精を併用した場合は、加工肉の摂取量は成功率に影響しなかった、とのことです。
(「Fertility & Sterility」オンライン版 7月20日掲載)

この研究の結果だけ見れば、「鶏肉がいい」と言えるでしょうが、実際はどうでしょうか

まず、この研究は米国の男性を対象としているので、肉類の摂取量は日本人とは大幅に異なります。
また、加工肉についても日常的な摂取量は米国人の方が多いでしょうし、製品の原材料や品質も日本のものとは違うと思われます。
さらに、肉類の摂取に気をつけている人は、食生活全般についても意識の高い人が多いとも考えられます。

ですから、一概に、鶏肉がいい、牛肉はダメだ、加工肉も食べない方がいい、とは言えません

確かに、鶏肉🐓は低脂肪・高たんぱくで、飽和脂肪酸の組成から見ても牛肉より健康にいいと言えます。
でも、必須アミノ酸や鉄を多く含むのは牛肉🐂です。
また、糖質代謝や疲労回復に重要なビタミンB1が最も多いのは🐖です。
そして、精子の質を改善する効果が期待されるオメガ3脂肪酸を多く含むのは、肉でなく魚🐟です。

このように考えると、結局はバランスよく食べるのが一番いいということになりますね😊
それに加えて、お財布👛にやさしいことも必須条件です。
食事は毎日のことなので継続できるかどうかを考えつつ、食材を選んでいきましょう💕


≪栄養カウンセリング≫
日時:水曜 14:30~、15:30~
   木曜 14:30~、15:30~、16:30~、17:30~
料金:無料(2022年4月1日より2回目以降も無料となりました)


春木レディースクリニック
管理栄養士 花田

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