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栄養カウンセリング室より

カラダと食べ物 妊娠高血圧症候群

カラダと食べ物 妊娠高血圧症候群

こんにちは
春木レディースクリニック管理栄養士の花田です。

栄養カウンセリングでは患者様から多くのご質問・ご相談をお受けします。
このブログでも「妊活食べ物Q&A」としてお伝えしていきます。

Q.妊活中だけでなく妊娠中も含めて食生活の改善をしたいと考えています。どんなことに気を付ければいいですか?

A.妊娠糖尿病と同様に、妊娠期に気を付けなければならない疾患に妊娠高血圧症候群があります。

「妊娠高血圧症候群」は次のように定義・分類されます。
日本産科婦人科学会HPより)
◎妊娠時に高血圧を発症した場合⇒妊娠高血圧症候群
  〇妊娠前から、もしくは妊娠20週までに高血圧を認める場合⇒高血圧合併妊娠
  〇妊娠20週以降に高血圧のみ発症する場合⇒妊娠高血圧症
  〇高血圧と蛋白尿を認める場合⇒妊娠高血圧腎症
※「高血圧を発症した」とは、収縮期血圧140mmHg以上、あるいは拡張期血圧90mmHg以上になった場合をいいます。「蛋白尿を認める」とは、尿中に蛋白が1日当たり0.3g以上出ることをいいます。

妊娠高血圧症候群は、約20人に1人の割合で起こると言われています。
重症化すると、子癇(けいれん発作)、脳出血、肝機能障害に溶血と血小板減少を伴うHELLP症候群、常位胎盤早期剥離などを引き起こすことがあります。
原因は、今のところ解明されていませんが、高年齢、肥満、初産婦、非妊娠時または妊娠初期の血圧が高めの人などが発症しやすいと言われています。
予防法もまだ確立されていませんが、日常の食生活でできることとしては、やはり塩分の摂りすぎや食べすぎを防ぐことでしょう。

わが国は高血圧の患者数が多く、その背景には、調味料や漬物、海産物などからの塩分(ナトリウム)の過剰摂取があると考えられています😞
塩分の過剰摂取によって血液のナトリウム濃度が高まりますが、それを薄めるために水分が血液に移行し、血液量が増えることで血圧が高くなってしまいます。
また、過剰なナトリウムによって、血管を収縮させるホルモンの反応性も高まります。

また、肥満によっても血圧は上昇します。
特に内臓脂肪が過剰に溜まると、ホルモンや生理活性物質の分泌異常が起きて、腎臓からのナトリウムの排泄を妨げたり、交感神経の働きを高めたりすることで血圧が上昇します。

このように、日常の食生活においては、減塩と体重管理が大切です。
すでに血圧が高めの方や高血圧の家系の方は、ご自身の食生活を見直してみましょう。
食塩や醤油、みそなどの調味料だけでなく、「隠れたナトリウム」がたくさんあります。
例えば、パンやうどんの製造には食塩が使われますし、加工食品には食品添加物として、亜硝酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、グルタミン酸ナトリウムなどが含まれています。

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の目標量(食塩相当量として)は、1日当たり男性7.5g未満、女性6.5g未満です。
まずは、これを目安として減塩を心がけましょう🎵
もちろん、過度の制限は逆効果です。
妊娠中の体の状態は個人差が大きいため、必ず医師の指導に従って管理をしてくださいね😊


≪栄養カウンセリング≫
日時:水曜 14:30~、15:30~
   木曜 14:30~、15:30~、16:30~、17:30~
料金:無料(2022年4月1日より2回目以降も無料となりました)


春木レディースクリニック
管理栄養士 花田

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