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栄養カウンセリング室より

カラダと食べ物 妊娠とアルコール

カラダと食べ物 妊娠とアルコール

こんにちは
春木レディースクリニック管理栄養士の花田です。

10月に入ってから、栄養カウンセリングでは、嗜好飲料についての話題がよく出ます。
特に、お酒🍷について気にされている方が多いようです。
感染予防のため、家呑みが中心になり、飲酒量が増えているのかもしれませんね。

アルコールが妊娠の成立に与える影響については様々な見解がありますが、今のところ明確な答えが出ていないのが現状です。

欧米では数多くの研究がされていますが、その結果をいくつか見てみましょう。
・飲酒量が適量以上の女性は、そうでない女性に比べ、妊娠率が2分の1であった。
毎日飲酒する女性は流産の確率が2.5倍以上になる(喫煙が加わると4倍以上)。
・男女ともに、週に6単位(60g)以上のアルコールを飲むと、体外受精で妊娠、出産に至る確率が25%低下する。

「適量以上」や「毎日」「週に6単位(60g)以上」などの条件がついていますね。

実際に、当院で妊娠された患者様の中には、月に1~2回、週に1~2回のみならず、ほぼ毎日飲酒されていた方もいらっしゃいます。

アルコールの処理能力には個人差があるので、飲酒の影響はまったくないとは言い切れませんが、これらの結果から、適量の飲酒ならば問題ないと言えそうです。

では、適量とはどれぐらいかということですが、
厚生労働省のガイドラインでは、ルコールの適量は1日20gとされています。
これは、ビール🍺500ml、日本酒🍶1合、ワイン🍷200ml、焼酎🥃90mlぐらいに相当します。
もちろん、週に2日は休肝日を設けることが望ましいです。

また、アルコールそのものでなく、飲酒時に食べる物や、飲酒による生活リズムの乱れの方が妊娠成立に与える影響が大きい場合もあるでしょう。
飲酒だけでなく、生活習慣全体をととのえることが必要ですね。 

妊娠中は、胎児性アルコール症候群の危険性があるので、飲酒はできません。
お酒好きな方には辛いことですが、今のうちから少しずつ飲酒量を減らしていくのがいいと言えるでしょう😊 


≪栄養カウンセリング≫
日時:水曜・木曜 14:30~、15:30~、16:30~ 
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