不妊カウンセラーは、日本不妊カウンセラー学会が認定する資格です。
2022年8月18日現在、全国で1,118名の不妊カウンセラーが認定されています。
そのうち15名が当院のスタッフであり、看護師、受付、管理部、心理士、管理栄養士と職種は様々です。
毎年、各部署のスタッフが順に養成講座を受講し、試験もクリアしており、今後も認定者は増えていく予定です。

学会のHPでは、不妊カウンセラーを「不妊で悩んでいる人々に対して、妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適の不妊治療を選択することができるよう不妊カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行う。」と定義しています。

この定義に照らして、当院における不妊カウンセラーの役割をお話しします。

まず、「妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動」についてです。
もちろん、不妊治療に関する基本的な知識はどの職種も持ち合わせていますが、職種によって得意分野が分かれます。
たとえば、看護師なら治療内容、受付なら治療費や高額療養費制度など。
私は管理栄養士ですが、不妊治療を中心においた食事指導を心と身体の両面から行っています。

では、「不妊カウンセリング・ケアの実践や研究活動」についてはどうでしょう。
「不妊カウンセリング」と名がつくように、不妊カウンセラーはカウンセリング技法について学び、カウンセリング・マインドをもって患者様と接します。
これは、どの職種も同じです。

このように、当院では様々な職種の不妊カウンセラーが得意分野を活かしながら、患者様に寄り添う医療を目指しています。
どうぞ安心してご相談くださいませ。

春木レディースクリニック

管理栄養士　花田(不妊カウンセラー)