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不妊カウンセラー・体外受精コーディネーターより
2025.6.16
こんにちは。
6月に入りじめじめと蒸し暑い日が多くなってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は不妊カウンセラーについてお話しさせていただきます。
当院には日本不妊カウンセリング学会の認定を受けた不妊カウンセラーが15名在籍しております。昨年は以下のとおり認定試験を受験し、新たに3名加わりました。
不妊カウンセラー1名
体外受精コーディネーター2名
これらの資格は日本不妊カウンセリング学会においてそれぞれ次のように定義されています。
不妊カウンセラーとは、「不妊に悩んでいる人々に対して妊娠、出産、不妊に関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適な不妊治療を選択することができるように、カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行う。」
体外受精コーディネーターとは、「不妊治療において特に体外受精、顕微受精などの高度生殖医療(ART)を受けられる人々に対してARTに関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適な不妊治療を選択することができるように、カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行う。」
また、毎年不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座や、日本不妊カウンセリング学会学術集会などに参加しております。
先日も養成講座に参加し、諸先生方の講演を聞くことができました。
今回の演題を少しご紹介します。「精子バンクが目指す精子提供」では、無精子症は100人に1人の男性疾患であり、自身の子を持てる確率が1割程度であることや日本の精子提供の現状や目指す方向性についてのお話でした。
「卵子凍結の現状について考える」では卵子凍結についてのメリットやデメリットについてのお話がありました。
メリット
卵子の数が減少する前に保存できる
保存した卵子の質は基本的に低下しない
デメリット
お金がかかる
通院スケジュールの調整
採卵時、麻酔時の出血や感染のリスク
実際には使用するかはわからない
凍結卵子の使用後の長期データが少ない
近年では卵子凍結に対する考え方も変化し、安全性、有効性に関する数々の報告もされニーズも増加しています。一方で長期的な安全性と有効性に関するデータはまだ少ないことや、使用した場合の母児の健康を長期で追跡調査することが強く推奨されているという内容でありました。
よろしければ学会参加報告のブログにも掲載しておりますのでそちらもご覧ください。
今後も最新の情報提供ができるように、そして皆様のお役に立てるように日々精進してまいります。
不妊カウンセラー 森本
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