
心斎橋駅直結
電話対応時間
月・火・木・金 9:00~13:00/14:00~18:30
水・土 9:00~16:00 祝日は15時まで
学会参加報告
2025.10.20
金木犀の甘い香りが漂う季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、2025年10月11日〜12日に、沖縄県那覇市のホテルコレクティブにて開催されました《第28回 日本IVF学会学術集会in沖縄》に参加いたしましたので、ご報告させていただきます。
本学会では、《境界と選択》をメインテーマに、数多くの演題が発表されました。
中でも印象的であった演題をいくつかご紹介させていただきます。
➀日本に必要なプレコンセプションケア
プレコンセプションケアは、最近では青壮年を対象としたライフコースを考えるきっかけというヘルスケアに変化しつつあります。日本の実情にあった社会全体へのプレコンセプションケアの実施と普及が理想とされています。女性だけでなく男性も含めたプレコンセプションケアの実施によって、将来の選択肢を増やすことができると考えられています。
②マダネプロジェクトを通して見えてきたもの
晩婚化が進む現代において、不妊治療は多くのカップルにとって重要な選択肢の一つとなっております。しかし、その一方で、治療をしても子どものいない人生を歩まざるを得ない人々の思いや、その後の暮らしについては、医療現場や社会全体で十分に語られているとは言えません。「授かる」ことだけでなく、「授からなかった」先の人生も支えることが、生殖医療の一部であるという意識を持ち、いわゆる《未産うつ》の状態にならないようケアしていく必要性について、事例等を用いて学びました。
③冬季における冷却精液の再加熱が精子所見に与える影響の検討
冬季の外気温の低下により精子の運動性が低下します。5℃で30分処理した際に精子の運動率は70%から32%まで低下し、37℃に30分置いた後でも50%程度までしか回復しませんでした。さらに、総精子が良好の症例では上記のように回復がある程度認められましたが、総精子濃度が少ない症例ほど回復能力が低いことがわかりました。
これらの事から、冬季の精液を持参する際は確実に保温していただくようにお願いします。
特に、精液データが良くない人ほど要注意です。
具体的な保温方法に関しては後日ブログにてアップを予定しています。
今回学んだ内容を業務に活かし、スタッフ一同、皆様の支えとなれるよう日々精進してまいります。
日々の診療の中でも、ご不明な点やご不安なことがございましたら、お気軽にお尋ねくださいませ。

井﨑・遠藤・名和田・西田
CONTACT
お問い合わせ
受診前のご相談や手続きに関するお問い合わせはこちらから。
アクセス
〒542-0081
大阪府大阪市中央区南船場3-12-14
クオーツ心斎橋 6階
アクセス:大阪メトロ 心斎橋駅1番出口(北改札)直結