皆様　こんにちは。

朝晩冷え込む時期となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は東京で開催された第27回日本ＩＶＦ学会学術集会に参加してきました。

今回のテーマは『不妊診療の開物成務〜困難症例への挑戦〜』でした。

「開物成務」とは「物事を開拓し、成し遂げるために努力する」ということだそうです。

PRP/PFC-FDの子宮内・卵巣投与、子宮内膜炎、AIの胚評価などについてたくさんの発表がありました。

特に印象に残った内容は、「毎日の朝食摂取はART(生殖補助医療)の成績に貢献する」という演題でした。毎日の朝食摂取の重要性を知ることができましたので、今後の患者様へのご説明に活かしてまいります。

学会テーマに沿い、難治症例へのラボからの挑戦ということで、培養液や凍結胚の融解液の検討、タイムラプスインキュベータから得られた画像データを基にしたAIスコアリングの有用性の検討について学ぶことができました。

不妊治療やARTの分野は凄いまじいスピードで進化を続け、新しい技術が開発されていますが、それでもまだなお、なかなか上手くいかないこともあります。今回の学会テーマである開物成務という言葉を忘れず、日々努力してまいります。

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