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医師監修コンテンツ
2026.9.1

監修者
犬飼 加奈
医師
資格・専門
・日本産科婦人科学会専門医
略歴
・藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)医学部卒業
・医療法人豊田会刈谷豊田総合病院 産婦人科
・社会医療法人阪南福祉医療センター 阪南中央病院(産婦人科)
卵管造影検査は、卵管の通りや、子宮の内側の形(子宮内膜ポリープ、子宮筋腫、子宮奇形)、またお腹の中に癒着が疑われる所見がないかを確認するための検査です。細いチューブを使って造影剤を子宮と卵管に通して、レントゲンを撮影します。
卵子と精子は卵管の中で出会い、受精します。その後、受精卵は卵管の中を通って子宮へ移動し、子宮内膜に着床します。そのため、卵管が通っているかどうかを確認することは、タイミング療法や人工授精といった一般不妊治療で妊娠を目指せるかどうかを判断するうえで重要です。
また、卵管留水症といって卵管に水がたまり、その水が子宮に逆流して、移植した胚を押し戻してしまうことがあります。子宮や卵巣周りの子宮内膜症から産生される一部のサイトカイン(炎症性のホルモン)が胚の着床を邪魔する場合があることも報告されています。一般不妊治療だけでなく、体外受精の治療中でも、こういった異常を発見する目的で、卵管造影検査を行うことがあります。
検査をする時期は、妊娠中に誤って実施してしまうことを避けるため、また感染のリスクをできるだけ抑えるために、月経終了後から排卵前までの時期(基本的に月経開始の7−10日目)に行います。
卵管造影検査では、月経痛のような下腹部の張りや痛みを感じる方がいらっしゃいます。一方で、ほとんど痛みを感じない方もおられ、痛みの感じ方には個人差があります。検査中の痛みや、造影剤を使用することに不安を感じられる方がいらっしゃるかもしれません。
確かに、卵管造影検査では、痛みが起きやすいポイントがあります。その痛みが起きやすいポイントを、春木レディースクリニックでは痛みが起きにくい手技を取り入れることで、患者様の負担が少しで減るように工夫を行っていますのでご安心ください。
検査についてご不安がある場合は、お気軽にご相談ください。
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