
心斎橋駅直結
不妊カウンセラー・体外受精コーディネーターより
朝晩は少しずつ冷え込むようになってまいりましたが、皆さま体調にお変わりはございませんでしょうか?
さて、不妊治療を始めると、月経周期に合わせた通院や、急な休暇取得が必要となることもあり、お仕事との両立が難しいと感じる方は少なくありません。
そのため、不妊治療を職場へ伝えるかどうかを悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
厚生労働省の調査(令和5年度)*1 によると、不妊治療を受けていることを「職場に一切伝えていない(伝えない予定)」とする人は47.1%でした。
伝えていない理由としては、
「伝えなくても支障がないから」
「周囲に気遣いをしてほしくないから」
「不妊治療が上手くいかなかった時に職場に居づらいから」
「不妊治療をしていることを知られたくないから」などが挙げられています。
そこで今回は、不妊治療を職場に伝えるメリットと伝えないメリットを整理してみたいと思います。
急な休みや遅刻・早退の理解が得やすくなる
通院日が直前に決まることも多く、伝えておくことで休みの相談がしやすくなります。
周囲のサポートや配慮を受けやすくなる
予定の組み方や業務の引継ぎなど、協力をお願いしやすくなります。
職場の支援制度を利用できる場合がある
会社によっては、不妊治療と仕事の両立支援制度(休暇・補助)があり、申請・利用につながります。
隠し続けるストレスから解放される
「休みが多いと思われていないかな…」などという不安が軽減されます。
プライベートを守れる
不妊治療は非常にデリケートな話題であり、知られたくない気持ちを守れます。
気を使われすぎずに済む
頻繁に「大丈夫?」などと声をかけられたり、特別扱いによる気まずさを避けられます。
結果を報告しなくて済む
周囲が経過を気にかけてくれる一方で、治療が順調でない場合にはプレッシャーや辛さにつながることがあります。
「伝える・伝えない」はゼロか100ではありません。
誰に伝えるか(上司だけ?・同僚にも?)、どこまで話すか(通院のみ?・治療内容まで?)は、ご自身で選ぶことが出来ます。
伝えるという選択をされる際には、前回のブログ「仕事と不妊治療を両立するために」でもご紹介した
厚生労働省作成の「不妊治療連絡カード」をご活用する方法もあります。
職場の制度や環境はみなさん異なります。職場の状況など確認しながら、ご自身に合った方法をお選びください。
一番大切なことは、ご自身が安心して治療を続けられることだと思います。
皆さまが安心して治療を進めていただけますよう、スタッフ一同サポートさせていただきます。
*1 出典:厚生労働省「令和5年度 不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査」
山﨑(不妊カウンセラー)
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