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不妊カウンセラー・体外受精コーディネーターより
2025.11.10
日ごとに秋が深まり、街路樹も秋色に染まっております。いかがお過ごしでしょうか。
不妊カウンセラーの田渕です。
今回、不妊カウンセラーブログでは、サーカディアンリズムについて
お話させていただきます。
「サーカディアンリズム」という言葉をご存知でしょうか?
これは「約24時間周期で働く体のリズム」のことで、日本語では「概日リズム」とも呼ばれています。睡眠だけでなく、ホルモン分泌・体温・自律神経・免疫機能など、心と体の健康に深く関わっています。このリズムは、脳の「視交叉上核(しこうさじょうかく)」という場所でコントロールされており、約2万個の神経細胞が協力して体内時計を作り出しています。
実は、私たちの体内時計は「約25時間」で動いていると言われています。
1日24時間より少し長いため、本来は朝の光や食事、活動などの刺激によってズレを毎日調整しています。しかし・・・
朝日を浴びない
夜遅くまで明るい照明やスマホの光を浴び続ける
食事時間が不規則
睡眠が不足している
などの生活が続くと、リズムが調整されずに乱れてしまいます。
その結果、
朝起きられない
頭痛や倦怠感
寝ても疲れがとれない
という不調につながります。
さらに、リズムの乱れが長く続くと、肥満・糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まると言われています。
サーカディアンリズムが乱れると、排卵に関わる黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌バランスが崩れ、排卵のリズムに悪影響を与えることがあります。
また、睡眠不足やストレスによって増える「プロラクチン」や「コルチゾール」といったホルモンは、排卵を抑えてしまうことがあります。
つまり、「よく眠れる体=妊娠に向けた準備ができる体」といえるかもしれませんね。
① 決まった時間に寝て起きる
→就寝・起床時間をそろえることで体が安心します
② 朝ごはんをしっかり食べる
→炭水化物+たんぱく質(ごはん+卵など)で体内時計をリセット
③ 朝日を浴び、夜は光を控える
→朝はカーテンを開ける/夜はスマホを寝る前にやめることが大切
④ 軽い運動や入浴でリラックス
→寝る1〜2時間前の入浴(湯舟につかる)やストレッチが質の良い睡眠へ
治療の過程で生活が不規則になることもあると思います。
それでも、「朝起きて太陽を浴びる」「寝る前のスマホ時間を短くする」など、できるところから少しずつ整えていくことが大切です。
サーカディアンリズムを味方につけて、妊娠に向けた体づくりを一緒に進めていきましょう。
看護師 田渕(不妊カウンセラー)
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