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不妊カウンセラー・体外受精コーディネーターより
2024.8.26
みなさま、こんにちは。
まだまだ暑い日が続いておりますが、体調を崩されていませんか?
不妊カウンセラーの濵口です。
不妊治療をするといろいろと悩みが生じてくるといわれています。さまざまな機関でアンケート調査等がなされていますが、その代表的なキーワードは、治療、費用、仕事、夫婦関係、などのようです。
不妊治療を始めるとお薬などによる体調の変化はもちろん、今までに感じたことのない気持ちの揺れが生じてきます。それは、不妊治療には今までに受けた病気やケガなどの治療とは全く違った性格があるからです。よくいわれる「ゴールのない治療」…努力と結果が結びつかなかったり、思っていたことが実現しなかったり、出口のない永遠の迷路だとマイナスに思い込んでしまったり…とついつい感じてしまうことが重なって、気持ちの上ではいわゆる「不妊治療うつ」といわれる症状がでてくることもあります。
具体的にどのようなことで気持ちがしんどくなってしまうかというと、治療自体の何となく不確かなところに対してジレンマや焦りなどを感じてしまう、パートナーの方との気持ちのズレで今までの関係性が崩れてしまう、仕事との両立をどうすればいいのか、仕事は辞めるべきなのか判断がつかなくてイライラしてしまう、いつまで続くのか金銭的に不安しかない、友人の妊娠報告を喜べない自分に罪悪感を持ってしまう、実家の両親に対して申し訳ない気持ちやそっとして欲しい気持ちを抱いてしまう…などなど、(もしかすると治療をしなければ感じることがなかったかもしれない)ご自身の心の動きに疲弊してしまってしんどくなってしまうのです。多かれ少なかれそんな気持ちを体験されている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
では、どうしたら少しでも気持ちが和らぐのか…例えば、当クリニックの「こころのサロン」では、少しでもそのような思いを外に出してもらい気持ちを軽くしていただく、また、しんどい時の気持ちの持ちようを一緒に探してみる…などなどの心の整理作業を行います。
パートナーの方との関係性などについてのお話では、ご一緒に来室して頂いても構いません。パートナーの方が、例えば、どうしたら妻に寄り添うことができるのかわからない…など治療中のモヤモヤを感じておられれば、パートナーの方お一人でも来室いただけます。
しんどさは、ご自身で持ったままにするとどんどん大きくなってしまいます。少しずつでも小出しにすることで、心の負担が軽くなって気持ちにゆとりもでてきます。そうするとご自身から見える景色が変わってきます。マイナス思考が多かった考え方・捉え方に変化が起きるということです。
最近気持ちがしんどいなぁ…と落ち込んでいる方、不妊治療にはご自身の気持ちを大切にすることが重要です。そのためにはぜひ今のご自身をじっくりと見つめて、もうひとりのご自身がその素直な気持ちを包み込んであげてください。
「こころのサロン」では、そのお手伝いをいたします。
臨床心理士・公認心理師 濵口(不妊カウンセラー)
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