8月後半になりますが、まだまだ厳しい暑さが続きますね。

女性にとって「月経」は、長い間おつきあいしていくものですが、実際にはよく分かっていないというお声も聞きます。

今回は不妊カウンセラーから「月経」について簡単にお話していきたいと思います。

月経は女性が初潮を迎えてから閉経するまでの約35〜40年間生涯を共にするものです。

月経の定義は、「約一ヵ月の間隔で自発的に起こり、限られた日数で自然に止まる子宮内膜からの周期的出血」とされています。

月経周期とは、月経開始から次回の月始前日までをいい、個人差はありますが

25〜38日の間で、持続期間・量では、3〜7日間持続し、20〜140mlの出血性が正常と言われています。

ご自身の月経が通常とは違うのでないかと不安に思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。

月経異常として、次のようなものがあります。

★過多月経

140ml以上のもの

★過少月経

20ml以下のもの

女性ホルモン・甲状腺ホルモンなどの異常や子宮内膜の癒着などが原因

になっていることがあります。

★過長月経

月経の持続期間の異常として8日以上持続するもの

★過短月経

月経の持続期間の異常として２日間以内のもの

これらの場合、子宮内膜を圧迫する子宮筋腫が原因であったり、多量の経血により貧血をきたしていることがあります。

★稀発月経

40～50日ごとに月経が来ること。

排卵はあるものの、スムーズに排卵が起こらないことが多いです。

★頻発月経

月経周期が24日以内の場合

月経あるいは月経様の出血が頻繁にあったとしても、

実は排卵が起こっていないための無排卵性出血のことが少なくありません。

月経は女性の身体においてとても大切なものになります。少しでも違和感を感じたらすぐに婦人科を受診してください。

また、不妊治療においても、月経周期の把握はとても大切になってきます。当院通院中の方は、必ず予約時に@リンクの月経開始日の入力をよろしくお願いいたします。

ご自身の月経に関心をもつことは、お身体全体の健康状態を良好に保つことに繋がります。不安に思われる事、疑問に感じられることがありましたらご遠慮なくご相談下さいね。

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