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受精卵の評価方法について

培養室へようこそ

2025.5.28

こんにちは。
照りつける日差しに、夏の訪れを感じるこの頃、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか。
さて今回は、当院での胚(受精卵)の評価方法についてお話します。

初期胚の評価法
受精後2~3日目の初期胚について、一般的に使用されているVeeck分類を基に、当院独自のグレード分類により胚の評価を行っております。

割球(分裂した細胞の1つ)の形の均一さやフラグメントの割合から評価し、数字が低いほど良好な状態です。フラグメントとは、胚が細胞分裂をする際に発生する細胞断片のことです。少量であれば特に問題ありませんが、G4やG5のようにフラグメントが多すぎると発育が妨げられ、胚盤胞(着床できる状態)まで育つ確率が極めて低くなります。

胚盤胞の評価法

順調に胚が発育していくと、受精後5~6日目には胚盤胞まで育ちます。胚盤胞は一般的に使用されているGardner分類を用いて胚の評価を行っております。

成長段階と細胞の状態から総合評価しており、成長段階3以上かつ細胞の状態BC以上が移植可能な胚です。そのうち成長段階3以上かつ細胞の状態BB以上を良好胚盤胞としています。

BCグレードは良くないから妊娠の可能性も低いのかな、と心配される声をよく聞きますが、移植可能なグレードであればどの胚を移植しても十分妊娠する可能性がございますのでご安心ください。実際にBCはよくあるグレードで、BC胚を移植してたくさんの方が妊娠・出産されております。


当院では胚移植前に培養士より胚のグレードについて説明しております。

それ以外の時でもご不明点や気になることがございましたら診察時にお尋ねください。

春木レディースクリニック

培養部 今井

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