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培養室へようこそ

2020.12.23

突然の冬将軍の到来ですが、皆様体調を崩されたりしておりませんでしょうか?
さて、今回は胚移植のお話です。
こちらのシリーズもいよいよ終盤となってまいりました

胚移植は体外受精の中でも最も大切な部分であると言えます。

胚移植の方法は戻す胚の状態によって3パターンあります。

一つ目が初期胚移植で、採卵後二日目あるいは三日目に初期胚の状態で胚移植を行うものです。

二つ目が胚盤胞移植で、採卵後五日目に胚盤胞の状態で胚移植を行うものです。

三つ目が二段階胚移植で、採卵後二日目か三日目の初期胚の段階で一回目の胚移植を行い、採卵後五日目の胚盤胞の段階で二回目の胚移植を行うものです。

それぞれの患者様に合わせて決定しています

胚移植の実際は、まず胚が複数あればグレードと成長スピードの両方を合わせて評価し移植胚を決めます。

移植胚が決定したら、胚移植の約30分前に胚移植用の培養液に胚を移し移植に向けて準備します。

胚移植が始まるとまず、医師が子宮の状態を確認し子宮内膜の厚さを計測します。

その後に培養士が顕微鏡下でカテーテル内に胚を吸い、医師に手渡し、カテーテルを子宮腔内にゆっくり挿入していきます。
子宮内膜の最も厚い部分に培養液とともに胚を注入します。
 残念ながら胚はとても小さいものなので超音波の映像では確認できませんが、注入後、移植に用いたカテーテル内に胚が残っていないか確認します。
残っていないことが確認できたら、移植終了となります。
約15分ほどで終了いたします。

また移植用のカテーテルはやわらかいものとなっており、痛みはほとんどともないません

移植後は回復室に戻って少しの間安静にしていただき、ご帰宅いただきます。

以上が移植の流れです

また移植の前に培養士からの説明があります。普段お会いする機会が少ないので、何かわからないことなどありましたらお気軽にお声掛けください

胚培養士

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