クリニックBlog

2019年7月11日 更新

こんにちは
管理栄養士の花田です。

先日、イスラエル料理を食べに行きました

こちらはイスラエルのビールです。
アルコール度数5%で、お酒の弱い私でも全部飲めるぐらい軽かったです。
麦芽の味もしっかりしていました。

 

いろいろ食べてみたいので、パーティプレートをオーダーしました。

イスラエルBBQ、ハーブチキン、ごぼうのサラダのほか、
ひよこ豆とゴマをペースト状にしたホムスを、レヘムというハーブのパンにディップして食べるお料理もありました。

こちらは、ファラフェルといって、ひよこ豆をすりつぶし、パセリやスパイスと混ぜて団子にしたものを揚げたコロッケのようなお料理です。
タヒナというごまのペーストでつくったソースをつけていただきます。

 

イスラエルをはじめ、中東では「豆」といえば「ひよこ豆」がよく使われます。
くちばしのような突起があり、ヒヨコの姿にも見えることから、ひよこ豆と呼ばれています。
スペイン語では、ガルバンゾーとも呼ばれ、インド料理やトルコ料理でも多くの料理に登場します。

ひよこ豆は、他の豆と比較してタンパク質が多く、ビタミンでは葉酸、ミネラルでは亜鉛を多く含むのが特徴です。
女性の味方とも言えるお豆ですね

私はいつも水煮缶のひよこ豆を使ってカレーを作ります。
今回食べたファラフェルはとてもおいしかったので、今週末に家でも挑戦してみたいと思います

2019年6月27日 更新

こんにちは

管理栄養士の花田です。

早いもので、もうすぐ6月も終わりですね。
「6月」から連想されるものと言えば、
誕生石・真珠パールタピオカパール
ということで、今日は、今流行りの「タピオカ」についてのお話です。
(食い意地が張っていてすみません)

タピオカの原料は、南米や東南アジアで栽培されるキャッサバという芋(塊根)です。
リナマリンという有毒な青酸配糖体が含まれ、その含量により甘味種と苦味種に分けられます。
甘味種は青酸配糖体の含量が低く、蒸したり、ゆでたり、揚げたりする調理法で食べられています。
苦味種は青酸配糖体の含量が多いので、通常はそのまま食べず、毒抜きをした後、デンプン(タピオカ粉)に加工されます。
このタピオカ粉を水で溶いて加熱し、粒状に加工したものが「タピオカパール」と呼ばれるものです。
タピオカドリンクなどに入っているタピオカは黒い色をしていますが、これはカラメルなどで色付けされたものです。
本来のタピオカは白色で、ゆでることによってデンプン特有の透明感が出ます。

タピオカのもっちり感が人気で、心斎橋界隈にもタピオカドリンクのお店がたくさんできています

タピオカパールは市販もされているので、好きな方はご自分でタピオカドリンクを作って楽しまれるのもいいと思います。
ただし、あくまでもデンプンなので、低カロリーとは言えません
食べ過ぎには注意しましょう

2019年6月6日 更新

こんにちは
管理栄養士の花田です。

今日6月6日は「梅の日」です。

時は、室町時代の天文14年4月17日(新暦1545年6月6日)。
日照り続きで作物が育たず、田植えもできない状況でしたが、京都・賀茂神社の例祭・葵祭で後奈良天皇が神事をされた際に梅を奉納して祈ったところ、たちまち雷鳴とともに大雨が降りはじめ、五穀豊穣をもたらしたとのことです。

この故事にちなんで、和歌山県田辺市の紀州田辺うめ振興協議会(紀州梅の会)が、6月6日を「梅の日」と制定しました。

梅は健康効果の高い食品として知られていますが、未熟な実にはアミグダリンという青酸配糖体が含まれています。
少量ならばアミグダリンを食べても問題はありませんが、多量に摂取すると悪心や嘔吐、頭痛、目まい、肝障害、発熱、意識混濁などが起こることがあり、最悪の場合は死に至ることもあります
果肉中のアミグダリンは、果実の成熟にともない、酵素によって分解されるため、熟した果肉の場合は心配はいりません。
また、梅干しや梅酒などに加工することでアミグダリンの分解が促進されるため、アミグダリンの影響は非常に少なくなります。
でも、種の中の仁のアミグダリンは高濃度なので、食べすぎないように注意してくださいね。

「梅はその日の難逃れ」という諺があります。
昔、旅人がその土地特有の風土病にかからないように、梅干しを薬として身に付けたことに由来し、朝に梅干しを食べておきさえすれば、その日は災いをまぬがれて気持よく過ごせるという意味です。
梅にはクエン酸が含まれ、疲労回復効果殺菌作用があるので、昔から病気の予防に使われてきたため、このような諺ができたのでしょうね。

これから食中毒の多い季節になりますが、昔の人の知恵を拝借して、元気に乗り切りましょう

2019年5月16日 更新

こんにちは
管理栄養士の花田です。

前回の「カラダと食べ物」では、食肉の別名として「さくら=馬肉」をご紹介しましたが、早速食べに行ってきました

以前、九州料理のお店で馬刺しを食べたことはあったのですが、今回は馬肉専門のお店です。

突き出しの和え物です。
酢味噌の中に馬肉が入っていました。

そして、馬刺し。

以前食べた時は赤身肉だけだったのですが、今回はいろいろな部位の刺身でした。
白いのはタテガミです。
脂とゼラチン質がいいバランスで、口の中に入れた途端にスーッと溶けてしまう感じでした。

こちらは焼き肉盛り合わせ。

牛肉とは違って、あっさりした味わいです。
部位ごとに味や歯応えがさまざまで、充分楽しめました

「ビンタ」とか「チョウチン」とか、部位の名前もおもしろいですね
こちらが部位の名前の一覧表です。

馬肉は高タンパクで低カロリー、そしてミネラルやグリコーゲンなども多く含まれています。

カルシウムは牛豚の3~4倍、鉄分は牛豚鶏の約3~4倍です。

この他も、リノール酸、α-リノレン酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸が牛肉や豚肉に比べてバランスよく豊富に含まれています。

おいしいだけでなく健康にもよいとはうれしいですね

おいしいものを食べると身体が喜びます。
これで、五月病にならずに頑張れそうです

2019年4月25日 更新

こんにちは
管理栄養士の花田です。

もうすぐゴールデンウイークですね
今年は10連休ということで、いろいろなイベントが各地で行われるようです。

連休中の行事と言えば、5月5日の端午の節句
柏餅やちまきなどが供物として用いられます。

柏餅は、上新粉で作った餅に餡をはさんで柏の葉などで包んだ和菓子です。
柏の葉はしなやかで、食物を包んだり、盛ったりするのに都合がよく、古くから食器や菓子器として使われてきました。

柏餅が端午の節句に供えられるようになったのは江戸時代中頃と言われています。
柏の葉は新芽が育つまで古い葉が落ちないことから、「家系が途切れない(子孫繁栄)」という縁起をかついだものと考えられます。
昔の人は、自然の風物に自身の人生を重ねて吉凶のしるしとしたのですね

「かしわ」と言えば、名古屋市以西では鶏肉のことを指しますが、これは地鶏の羽色が柏の葉の紅葉の色に似ていることになぞらえてこう呼ばれるそうです。
この他、「ぼたん」「さくら」「もみじ」も食肉の別名ですが、ご存知でしょうか?

「ぼたん」= 猪肉 : 鮮やかな肉の赤色が牡丹の花の色に似ている
「さくら」= 馬肉 : ピンクの肉の色が桜の花の色に似ている
「もみじ」= 鹿肉 : 真っ赤な肉の色がモミジの紅葉の色に似ている

肉食が禁じられていた時代に、このような隠語を用いて密かに取り引きされ、食べられていたそうです。
風情のある呼び名のようでいて、その裏に欲望が見え隠れするのがおもしろいですね
今も昔も変わらず、食欲には勝てない人間の性を感じます

2019年4月11日 更新

こんにちは
管理栄養士の花田です。

先日、神戸にある某コーヒーメーカーの博物館に行ってきました。
玄関では、コーヒー豆を形どった大きなモニュメントがお出迎えしてくれました

 

こちらはコーヒーの苗木です。
こんなに小さな苗木が大きく育ち、香り高い飲み物になって私たちを楽しませてくれるのですね

 

コーヒーの発祥の地はエチオピアですが、エチオピアの伝統的なコーヒーセレモニーで用いられる食器も展示されていました。

 

これは、収穫されたコーヒーが生豆になり、焙煎されるまでの重量変化です。


1本の木からコーヒーの実(コーヒーチェリー)は約3kg穫れるそうです。
それが生豆になると約500g、そして焙煎すると水分が抜けて約400gに減ります。
この400gは、コーヒー約40杯分にあたります。
よって、1日1杯コーヒーを飲むなら、1年に約10本分のコーヒー豆を消費しているということになりますね。
1杯のコーヒーでも大切に飲まないといけないなと感じました

 

こちらは、歴代の焙煎や抽出の機械です。


今は、おしゃれなコーヒーマシンがたくさん登場していますが、そこに至るまでには長い道のりがあり、先人たちが美味しいコーヒーを飲むために試行錯誤を重ねてきたことを知りました。

 

私はコーヒーが大好きで、1日に2~3杯は飲みます。
カフェイン耐性が強いタイプなのか、寝る前に飲んでも大丈夫です。

栄養カウンセリングでもカフェインについての質問は多いです。
1日1~2杯のコーヒーであれば、不妊治療には影響がなく、妊娠中であっても問題ないとはされています。
とは言え、気になる方は、少しお値段は張りますが、カフェインレスノンカフェインのコーヒーを利用されるといいですね

2019年3月28日 更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

先日、仙台名物のせり鍋を食べてきました。
せりの根っこまで食べるのですが、シャキシャキとした歯ごたえで、とてもおいしかったです。

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牛タン入りの肉団子や、きりたんぽ、油麩も入っていました。

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せりは、春の七草のひとつ。

鉄分が多く、デトックス効果も高いといわれています。
また、葉酸をはじめとしたビタミン類、食物線維も多く含まれています。
皆様も、ぜひ旬の時期にお試しくださいねgya

 

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牛タンのたたきも食べましたheart3

満足なお夕食となりましたnico

 

2019年3月14日 更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

今日3月14日は「円周率の日」です。
円周率=3.141592653…
小学校の時に習いましたね。
小数点のある計算が面倒だったので、円周や円の面積を求める問題は嫌いでしたnamida
中学校では、3.14でなくπ(パイ)を使って計算できたので、ほっとしたのを覚えています。

このπ(パイ)にちなんで、日本パイ協会が2002(平成14)年に、3月14日を「パイの日」として制定しました。
外国では、「円周率の日=パイの日」を祝ってパイを食べる人もいるそうです。

さてさて、パイと言えば、アップルパイapple
リンゴの甘酸っぱさとシナモンの香りが織りなす深い味わいが、この上のない幸せを運んできてくれますheart3
私もパイの中では一番好きなのですが、栄養学的にこの組み合わせはどうなのでしょうか

「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」と言われるように、リンゴはミネラルや食物繊維やクエン酸などの栄養素を豊富に含む果物です。
特に注目すべき成分は次のとおりです。
カリウム:ナトリウムの排泄を促し、高血圧を予防する。
リンゴポリフェノール:強い抗酸化作用がある。コレステロール値を下げる。生活習慣病の予防、アレルギーの抑制に効果的。
ペクチン:水溶性食物繊維。善玉菌を増やし、腸内環境を整える。
セルロース:不溶性食物繊維。便の量を増やし、腸の働きを助ける。
ケルセチン:強力な抗酸化物質。免疫機能向上、動脈硬化など血管に関連する病気や心臓の病気の予防に役立つ。

ちなみに、アップルパイに使われるリンゴは「紅玉」という品種です。
小ぶりで真っ赤な色、酸味の強い品種で、主に加工用に用いられるので、店頭で見かけることはあまりありません。

続いてシナモンですが、シナモンは「スパイスの王様」と呼ばれ、「桂皮・桂枝」という名称で、漢方生薬としても利用されています。

シナモンには抗菌作用や自律神経の調整作用、血行を促進作用、冷え症を改善する効果・効能、血液中の脂質や糖質を減少させる効果などがあります。

アップルパイは美味しいだけでなく、美容と健康の味方でもあるのですねnico

さてさて、話を「円周率の日」に戻しましょう。

3月14日は、日本ではホワイトデーで、クッキーやマシュマロがプレゼントされますが、この日にプロポーズ をしたり入籍したりするカップルも多いそうです。
その理由は、3.141592653…と永遠に続く円周率になぞらえて、「永遠に愛が続くように」という願いを込めて、とのことです。
ロマンティックですねheart
円周率の日の今日、皆様もかつてのときめきを思い出し、ご夫婦で永遠の愛を確かめ合ってはいかがでしょうか笑う

 

2019年2月28日 更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

去る2月3日、「女性のための漢方セミナー」に行ってきました。
漢方の基本である「気・血・水」、証の診断、女性特有の心身の悩みに漢方がどのように利用できるかなど、漢方を身近に感じられる興味深い内容でしたnico

kanpo

 

会場の入り口には、当院でもお馴染みの漢方薬の生薬の見本が置いてありました。

まずは、当帰(トウキ)と川芎(センキュウ)

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そして、芍薬(シャクヤク)、桂皮(ケイヒ)、生姜(ショウキョウ)、甘草(カンゾウ)、大棗(タイソウ)など

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当院の患者様がよくご利用される漢方薬には次のような生薬が配合されています。

当帰芍薬散:当帰、芍薬、茯苓、白朮、沢瀉、川芎
柴苓湯:柴胡、半夏、沢瀉、生姜、黄芩、大棗、人参、猪苓、白朮、茯苓、甘草、桂枝
八味地黄丸:地黄、山薬、茯苓、桂皮、沢瀉、附子末、山茱萸、牡丹皮
補中益気湯:当帰、黄耆、人参、生姜、升麻、陳皮、大棗、柴胡、白朮、甘草

配合されているのは、主に、体を温めたり、不足している体力を補ったりする生薬です。
生姜(=ショウガ)、桂枝(=シナモン)、山薬(=ヤマノイモ)、陳皮(=ミカンの皮)、大棗(=ナツメ)など、食材として親しまれているものも多いです。
また、甘草は、文字どおり甘味のある生薬で、マメ科多年草の根を乾燥させたものです。
その甘味は砂糖の50倍もあり、甘味料としても用いられています。

難しいけれど興味深い漢方note
これからも勉強を続けたいと思いますheart3

 

 

2019年2月14日 更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

前回は、LDLコレステロールとHDLコレステロールのバランスであるLH比についてお話しました。
LDLコレステロールの高さにばかり目を奪われがちですが、HDLコレステロールが低いのも問題であることをお分かりいただけたと思います。

今回は、もう一つの項目、動脈硬化指数についてお話します。

 

こちらの検査結果をご覧ください。

nonHDL

初めて見られる方も多いと思いますが、「non-HDL」という検査項目があります。
これは、新たな脂質管理目標値として「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版」へ導入されたもので、動脈硬化を引き起こす可能性のある全てのリポたんぱく質中のコレステロールを表します。

「リポたんぱく質」も初めて聞かれる方が多いと思います。
「リポ」は「脂肪」の意味で、その言葉のとおり脂質がたんぱく質と結合した形です。
たんぱく質と結合することで、水になじみにくい脂質も血液中を運ばれやすくなります。

リポたんぱく質には、LDLやHDLの他に、カイロミクロン(CM)やVLDLなどもあり、含まれる脂質の種類や割合、サイズ、運ばれる場所などが異なります。
そして、HDL以外のリポたんぱく質が運ぶコレステロールは動脈硬化のリスク要因になりうるので、それらをまとめて「non-HDL」としています。

「動脈硬化指数」はこれをもとにして計算します。
動脈硬化指数 = non-HDL ÷ HDL

私の11月の健診結果では、non-HDLは119、HDLは53なので
動脈硬化指数 = 119 ÷ 53 = 2.2 となります。

この計算式による判定は、「3.0未満なら良好、3.0以上5.0未満は要注意、5.0以上は危険」です。
2.2なら今のところ心配はなさそうなので、これからも気を付けていきたいと思いますheart3

 

年に1回の健康診断ですが、その数字には自分の身体に関するいろいろな情報が隠されています。
皆様も健診結果を見直してみてくださいねnico

 

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