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2019年3月7日 更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

今回は、近年のビタミンAの摂取状況についてのお話です。

我が国では、国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増進の総合的な推進を図るため、毎年、「国民健康・栄養調査」が実施されています。
その調査のひとつに栄養摂取状況調査があります。
これは調査票を用いて、食品摂取量、栄養素等摂取量、食事状況(欠食・外食等)などを調べるものですが、近年の調査では、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、食物繊維の摂取量が少なく、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の数値を満たしていないという結果が出ましたen

ビタミンAの充足率を見るために、平成29年の結果から、下のようなグラフを作ってみました。

ビタミン

推奨量は、ある性・年齢階級に属する人々のほとんど(97~98%)が1日の必要量を満たすと推定される1日の摂取量なので、上のグラフを見ると、充足できていない人が7割以上もいることになります。

それなら、足りない分をサプリで補おうと考えがちですが、ちょっと待ってくださいabon

栄養摂取状況調査は、調査年11月中の1日の食事(朝食・昼食・夕食・間食)の内容を調査票に記載してもらい、その内容から管理栄養士らが栄養計算をして摂取栄養量を求めます。

たった1日の調査では正しく評価できないし、記載漏れや過少申告もあるでしょう。

また、調査結果はあくまでも平均値であり、個人の体質や食品の組み合わせによっても消化吸収率は異なるので、摂取量だけで充足しているかどうかを判断することは困難です。
本当に充足しているかどうかは、摂取量でなく体内にとどまった量を検査して調べなければ分からないということです。

栄養素の中でも、ビタミンAやDなどの脂溶性ビタミン、一部のミネラルなどは、摂りすぎると体内に蓄積するので、過剰症の心配があります。
妊活サイトで、ビタミンD亜鉛のサプリメントが推奨されているのをよく見かけますが、まずは、ご自身に不足しているのかどうかを知るために、医療機関にご相談くださいねnico

≪栄養カウンセリング≫ 
日時:水曜・木曜 14:30~、15:30~、16:30~ お気軽にご予約ください。

 

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