クリニックBlog

2019年1月24日 更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

前回は、ビタミンDにインフルエンザ予防効果があることをお伝えしました。
ビタミンDは、気道粘膜に作用して、インフルエンザウイルスの働きを抑えるタンパク質を分泌させるというホルモンのような働きをしますが、他にもホルモン様作用を持つビタミンがあります。
それは、ビタミンAです。

ビタミンAはレチノールとも呼ばれ、ビタミンDと同じく、脂溶性ビタミンの1つです。
体内ではレチノール・レチナール・レチノイン酸という3種類の活性型で作用し、皮膚や粘膜の正常保持・視覚の正常化・成長および分化などに関与しています。
なかでも、レチノイン酸は、細胞内の受容体と結合して、DNAの転写やタンパク質の合成をコントロールし、生体内での様々な遺伝子の発現を調節しています。
細胞分化を誘導したり抑制したりして、身体各部を正常な状態に保つので、化粧品や医薬品としても利用されています。
たとえば、皮膚の場合は、表皮細胞の分化を促進し、古い角質を取り除き、肌の再生を促進したり、メラニン色素をスムーズに排出することでシミを防いだりしますheart3

このように、細胞の正常化に欠かせないビタミンAですが、脂溶性のため、摂り過ぎると体内に蓄積され、様々な健康被害が起こるおそれがありますshun
過剰症の症状としては、急性症状は、腹痛、悪心、皮膚落屑など、慢性症状は、皮膚乾燥、脱毛、脳圧亢進などを示します。
また、「妊娠中はビタミンAを摂りすぎないように」と言われますが、これは胎児の細胞の分化が進み過ぎて催奇形性のリスクが高まるからです。

ビタミンAを多く含むのは、レバー、うなぎ、ほたるいか、人参、ほうれん草などです。
人参やほうれん草などの植物性食品にはカロテンとして含まれ、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるので、こちらは気にしなくても構いません。
最も多いのは鶏レバーで、ほんの25gで妊婦の摂取上限量に達してしまいます。
また、サプリメントに「カロテン」でなく「ビタミンA」として含まれているものは、過剰に摂取しないように1日量を守ってくださいねnico

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