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2018年11月8日 更新

こんにちはflower2
管理栄養士の花田です。

今日11月8日は「レントゲンの日」です。
1895年のこの日、ドイツの物理学者ヴィルヘルム・レントゲン博士がX線を発見しました。

X線は、レントゲン博士の陰極線(電子線)の実験中に偶然発見されました。
陰極線とは異なる正体不明の光線だったことから、数学で未知の数を表す「X」という文字を用い、「X線」と名付けられました。

後の研究で、X線は、非常に波長の短い放射線(電磁波)であることが判明しました。
波長が短いため厚い物体も透過できるので、身体の内部の様子を撮影するのに適しているということで、医療分野で大いに活用されていますni

この発見により1901年の第1回ノーベル物理学賞がレントゲン博士に授与されました。
博士はX線が人類のために広く利用されることを望み、ノーベル賞以外の全ての賞を断り、X線に関する一切の特許を取得しなかったとのことです。

現在、X線は、医療以外でも様々な分野で役立っています。
たとえば、空港の手荷物検査や文化財建造物の内部調査など、壊さずに中身を確認することができるので、とても便利ですnote2

また、食品分野では、γ(ガンマ)線という放射線の照射がジャガイモの発芽を抑制する目的で認められています。
発芽を抑制するのは、見栄えを損ねないためだけでなく、芽の部分にソラニンという有害物質が増えて食中毒を起こすのを防ぐためです。
日本で許可されているのはジャガイモだけですが、中国などではニンニクの発芽抑制にも利用されています。
この他、諸外国では、熱帯果実や穀類の殺虫、香辛料や食肉・魚介類の殺菌などの目的で、放射線が照射されています。

放射線照射は、温度がほとんど上がらないので、食品の色や香り、栄養素を損ねないことが最大のメリットです。
生鮮食品や冷凍食品の処理が可能で、薬剤を使わないので残留毒性や環境汚染の問題もありません。
放射線と聞くと「危険なもの」というイメージがありますが、「放射線照射」と「放射性物質による汚染」は違うので、 放射線が食品に残留したり、新たに放射性物質が生じたりはしないので心配されなくても大丈夫です。

医療にも日々食べている食品にも放射線が関わっているとは興味深いですねnico

 

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