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2018年5月10日 更新

こんにちはflower2

管理栄養士の花田です。

今回は、腸内環境についてのお話の第4弾、腸内細菌の働きについてのお話です。

腸内細菌は、腸内での病原菌や有害菌の増殖を防いで、人の身体を感染から守ってくれています。
また、人の消化酵素では分解できない食物繊維やオリゴ糖、分解し切れずに大腸まで到達したタンパク質や脂肪を分解することで、消化を促進してくれます。
食物繊維やオリゴ糖を分解する際に短鎖脂肪酸がつくられますが、これがインクレチンという消化管ホルモンの分泌を促すことで、インスリン分泌が増強されます。
また、腸内細菌は、ビタミンK、B2、B6、B12、葉酸、ビオチン、パントテン酸、ナイアシンなどのビタミンを合成することもできます。
もちろん、食事から得られるビタミンの量には及びませんが、欠乏症のリスクが減らせるのは心強いですねni

前回、腸内細菌の菌体成分には腸管の免疫細胞を刺激する効果があり、免疫機能を活性化する働きがあることをお話ししましたね。
最近のニュースで、「ペニシリンなどの抗菌薬を2歳までに服用した乳幼児は、喘息やアトピー性皮膚炎など免疫異常によって起こるアレルギー疾患の発症リスクが、服用経験のない乳幼児と比べ、1.4〜1.72倍になる」という記事を読みました。
抗菌薬によって免疫の制御に重要な腸内細菌がいったん死滅するため、悪化した腸内環境がアレルギー疾患の発症につながっている可能性があるとのことですuun

また、腸内細菌には、免疫機能を活性化するだけでなく、逆に、免疫機能が過剰反応しないように制御する働きもあるとことが分かってきていて、アレルギーや自己免疫疾患との関わりについての研究も進んでいます。

腸内細菌叢を整えるには、食物繊維やオリゴ糖などの難消化性成分をしっかり摂ることが大切ですmeal
善玉菌と悪玉菌のバランスをよくするために、野菜や果物、海藻やきのこなどの植物性食品を毎日の食事にうまく取り入れていきましょうnico

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