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2017年8月24日 更新

こんにちはsun
管理栄養士の花田です。

今回は、糖の吸収を抑える成分として最近注目されているサラシアについてのお話です。

サラシアは、インド・スリランカから東南アジアに広く分布するニシキギ科またはデチンムル科のつる性の低木で、薬効を有するハーブとして、古くからインドの伝統医学 (アーユルヴェーダ)に用いられてきました。
幹や根を粉にして煎じて飲むのが一般的ですが、スリランカの王族は、サラシアの幹や根をくりぬいてコップを作り、水や酒を入れて有効成分を溶出させて飲むことで健康維持に役立ててきたそうですflair

サラシアの幹や根には、サラシノールコタラノールという特有の成分が含まれます。
でんぷんや砂糖などをブドウ糖にまで分解するにはα-グルコシダーゼという酵素が必要ですが、サラシノールとコタラノールにはこの酵素を阻害し、血糖値の上昇を緩やかにする作用が認められています。
また、血糖値の上昇によるインスリン分泌も少ないので、余分なエネルギーが中性脂肪として蓄えられにくく、肥満を防ぐ効果もあるとされています。
実際に、糖尿病治療薬の1つとしてα-グルコシダーゼ阻害薬が利用されています。
もちろん、食品であるサラシアに医薬品ほどの効果はありませんが、「食後の血糖値が高めの方に」という特定保健用食品して、消費者庁に許可されています。

さらに、サラシアには腸内環境を改善させる効果があると言われています。
サラシアによって小腸で分解・吸収されなかった糖類はそのまま大腸へと運ばれますが、それらが腸内細菌のエサになり、善玉菌が増え、腸内細菌叢のバランスが整うことで、便通改善や免疫力の向上につながります。

サラシアの安全性については、適切な経口摂取の場合は問題ないとされています。
ただし、妊娠中の使用については、動物実験で、サラシア根抽出物の経口摂取により着床後死亡が増加したというデータがあるので、避けてくださいbearing
サプリメントや健康食品は魅力的heart02ですが、まずは、糖質の摂取量、食べる時間帯、食べる順番や組み合わせなどを工夫し、食後高血糖を防いでいきましょうhappy01

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