クリニックBlog

2019年9月26日 更新

こんにちは
春木レディースクリニック管理栄養士の花田です。
度重なる台風のため落ち着かない日々でしたが、このところは秋晴れが続いていますね。

さて、先日の栄養カウンセリングでは、ピーナッツの気になる話題が出ました。
患者様のお話によると、「ピーナッツの芯の部分は身体に良くないと聞いたので取って食べている」とのことでした。
芯の部分とは胚芽のこと。
新しい生命の源になる芽の部分なので栄養価は高いはずなのですが、なぜ身体に悪いと言われているのでしょう?
早速調べてみました。

いろいろな説があるようですが…

まず、胚芽の部分には脂質が多いのでニキビができやすいという説。
→胚芽だけの脂質量は測定されていないので不明ですが、ピーナッツ自体に脂質が多いので、胚芽の部分だけ取り除いでもニキビができにくくなるとは言い難いです。

次に、ピーナッツの胚芽の部分にカビが生えることがあるという説。
→このカビが産生する毒をアフラトキシンといい、発がん性が高いことが分かっています。
ただし、2004~2006年度に実施された厚生労働省による市販流通食品の実態調査では、ピーナッツからアフラトキシンが検出されたのは150件中1件です。
これを多いと考えるか少ないと考えるかは難しいところですが、日本では、現在、総アフラトキシンが10 μg/kg以上の食品は流通できないように規制されています。

さらに、ピーナッツの胚芽には苦味があるので身体に悪いという説。
→ピーナッツには、アルギニンという苦味を呈するアミノ酸が比較的多く、特に胚芽に多く含まれています。アルギニンは人の体内でも合成される重要なアミノ酸なので、身体には悪くありません。

そして、胚芽の部分は硬いので歯に挟まったりのどにつかえたりして危険だという説。
→子どもやお年寄りは避けた方がいいかもしれませんが、これは好みの問題ですね。

このように、1つ1つ検証していくと、「身体に良くない」とは言えませんね。
むしろ、栄養価の高い部分なので食べた方がよいのではないでしょうか?
ピーナッツの胚芽には、アミノ酸だけでなく抗酸化作用があるといわれるポリフェノールも多く含まれているそうです。

皆様は、ピーナッツの芯(胚芽)はどうされていますか?
私は気にせずそのまま食べる派ですが、スタッフの中には取り除いて食べるという人もちらほら。
皆様も周りの人にお聞きになってみてくださいね

  • まずはお気軽に当クリニックへご相談ください
  • 初診専用ダイヤル 06-6281-9000 再診の方はこちら 06-6281-3788 事務局(患者様以外の方) 06-6281-8801
  • ネット予約
  • まずはお気軽に当クリニックへご相談ください
  • contact_tel01_sp.jpg
  • contact_tel02_sp.jpg
  • ネット予約
  • contact_tel03_sp.jpg