クリニックBlog

2019年7月4日 更新

こんにちは
管理栄養士の花田です。

「超加工食品」という言葉をお聞きになったことはありますか?

「超加工食品」とは、米国糖尿病学会(ADA)によると「糖分や塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品。硬化油、添加糖、香味料、乳化剤、保存料などを加え、工業的な過程を経て作られる、常温で保存できたり、日持ちを良くしたりした食品」のことです。
具体的には、菓子パンやスナック菓子、カップ麺、ピザ、ドーナツ、マフィン、ケーキ、クッキー、パイ、ミートボール・チキンナゲット、高カロリーの清涼飲料水などです。

この超加工食品の悪影響を調べる研究が、米国立衛生研究所(NIH)の国立糖尿病・消化器・腎臓病研究所(NIDDK)によって行われました。
研究では、20人の成人に協力してもらい、「超加工食品」と加工度の少ない自然に近い食材を使った「最小加工食品」を2週間ごとに摂取してもらう実験を4週間行いました。
いずれの食品も、カロリー・糖質・タンパク質・脂肪・食物繊維・塩分などの量が同じになるように設定され、参加者は自分自身で食事量を調節することが許されました。

その結果、「超加工食品」を食べると1日に平均500kcalを多く摂取し、「最小加工食品」に比べて食べるスピードが速く、体重も増えることが明らかになりました

その原因として、食事の内容によって血中のホルモン値が変化することに着目されました。
「超加工食品」では食欲増進ホルモンであるグレリンの値が上昇し、「最小加工食品」では食欲抑制ホルモンであるペプチドYYの値が上昇したのです。
言い換えると、「超加工食品」では食欲が満たされず、過剰に食べてしまったけれど、「最小加工食品」では満腹感が大きく、食事量も適正であったということですね。

「超加工食品」の多くは、高カロリー、高脂肪、高塩分で、ビタミンやミネラル、食物繊維などはあまり含まれていません。
体に必要な微量栄養素を充分に摂取できなければ、生命を維持するために食欲が暴走し続ける可能性があるということなのでしょう。
身体は正直ですね

≪栄養カウンセリング≫
日時:水曜・木曜 14:30~、15:30~、16:30~ お気軽にご予約ください。

  • まずはお気軽に当クリニックへご相談ください
  • 初診専用ダイヤル 06-6281-9000 再診の方はこちら 06-6281-3788 事務局(患者様以外の方) 06-6281-8801
  • ネット予約
  • まずはお気軽に当クリニックへご相談ください
  • contact_tel01_sp.jpg
  • contact_tel02_sp.jpg
  • ネット予約
  • contact_tel03_sp.jpg