クリニックBlog

2019年5月29日 更新

第60回日本卵子学会に参加してきました。

卵子学会は毎年1回開催されており、過去には埼玉、沖縄、新潟、神戸など様々な場所で行われてきました。

今年は広島県の原爆ドーム近くで開かれ、当院から5名の培養士が参加いたしました。

当院の培養士が参加する学会は他にも受精着床学会、日本生殖医学会、日本IVF学会などがありますが、卵子学会はその中でも特に培養士が多く集まる学会ですので培養室運営にあたり大変貴重な意見や研究結果などを聞くことができます。

 

午前中は学生や培養士が中心に発表する一般演題が多く、午後からはご高名な先生方による特別講演や招待講演が行われました。

その中でもIVFとART(高度生殖医療)の始まりと発展について様々な面白い話がありました。

大昔は卵子と精子のどちらに命があるのかということが議論されていたそうです。

卵子は畑のようなものであり精子が命を持った種である、という意見や、卵子こそが生命であり精子は関係ないという意見もあったそうです。

また、1677年に自作の顕微鏡で初めて精子を発見したレーウェンフックはなんと学者ではなく呉服屋さんだったというので驚きです。

それから100年以上あとの1827年にフォン・ベーアによって卵胞内の卵子が発見され、ここから急速に卵子や胚の発生の研究は行われていきました。

1800年代中頃に卵子と精子は大きさや形は違うが両方とも細胞であるということが判明し、1876・1879年にはついに卵子と精子が合体することが受精であると分かりました。

そして1978年、ついに世界初の体外受精児が誕生しました。

 

ARTの歴史を知ると培養士としてより一層身が引き締まる思いです。

これからも頑張っていきたいと思います。

培養部 朽原 炭谷 荒木 滋賀 辻

 

 

 

 

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