遺伝子組み換えrHCGの使用感と受容度の実態調査

遺伝子組み換えrHCGの使用感と受容度の実態調査

【目的】

排卵誘発及び黄体化には従来は尿由来のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(以下uHCG)を使用してきた。今回遺伝子組み換え型のヒト絨毛性性腺刺激ホルモンであるオビドレル(以下rHCG)が認可されたことを受け、2種類の注射の使用方法や形状、性質の違いによる痛みや抵抗感などの違いを知り、今後の適切な情報提示、指導を行うことを目的として、アンケート調査を実施した。

【対象・方法】

2017年3月~5月uHCG、rHCG両方使用した患者71名(平均年齢30代、rHCG使用周期は一般不妊治療37名、IUI治療20名、IVF10名、その他4名)を対象にアンケートを実施し、無記名回収した。

【結果】

アンプル製剤であるuHCGに比べてプレフィルドシリンジのrHCGの方が使いやすいと回答した患者は13例中8例、使いにくいと答えた患者はいなかった。使いやすい理由はアンプル操作がないこと、すぐに使用できることが理由として挙げられた。痛みについてはrHCGの方が痛みが少ないと回答した患者は40%であったが、逆にuHCGの方が痛みが少ないと回答した患者も5%であった。またパンフレットによる指導によって、70%が「不安があったが安心して実施できた」と回答した。実際にrHCGの自己注射指導を行った上で自己注射した患者は13名で、全員問題なく注射を行えた。

【考察】

従来のuHCG注射は尿由来で筋肉注射であることから痛みを強く感じられることが多かったがrHCGは不純物を含まない製剤であり皮下注射で使用するためrHCGはuHCGと比べて痛みが減少する可能性が示され、使用方法によって患者の不安も軽減されると考えられた。また、rHCGの特徴であるプレフィルドシリンジであることや遺伝子組み換えであることは、今回のアンケート結果から、さらに指導を工夫することで、自己注射への抵抗感を軽減し、安全かつ安心して使用していただけると考えられた。

抄録

 

 

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